今の会社の上司の姿を見てしまって、こんなところでは一生を捧げたくないなと感じる事も多いと思いますね。
私自身はそもそも管理職自体になりたくない派ですが、私のいた職場はブラックでもなく一応割と普通でしたが、課長や部長の様子の様子がおかしかったせいで、尚更キャリアアップしたくないなと思っていました。
課長や部長が具体的にどんな様子だったかですが、
・見た感じ不健康そう
・毎日夜中の9時まで残業するのが当たり前
・手当が少なすぎる
でしたね。
ここで、上司の姿だけで会社を辞めるのは甘えじゃないかと思ってしまいがちですが、私としては甘えとは言えませんし、むしろできるだけ早く辞めるための行動をした方が良いですね。
というのも、上司の姿=未来の自分の姿ですし、出世したくないと感じている時点で自分にとってその環境でキャリアを積むデメリットの方が大きい証拠だからです。
ではどんな会社に転職するべきかですが、IT・WEB業界の仕事を狙った方が良いですね。
そこで今回は、上司みたいになりたくないと感じる職場はどうして辞めるべきかについて具体的に解説したいと思います。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
上司のようになりたくない時点で転職すべき職場である理由3選
上司の姿=そのままキャリアを積んだ自分の姿
そもそもですが、上司の姿はその職場でキャリアを積んだ後の自分の姿だからですね。
もちろん必ずそうなるとは言えませんが、それでも8割9割はそうなると思った方が良くて、上司の姿を見てみると分かるかもしれませんが、ほとんど誰でも共通した特徴を持っています。
私自身の場合だと、当時は建設コンサルタントにいましたが、管理職についている人には共通して
・疲れ切っていて見るからに元気なさそう
・激務であり、普段は夜の9時まで働き休日出勤までしている(しかも管理職なので無給)
・激務な割には手当が少なすぎる(課長でも月数万円程度の役職手当)
という様子でしたね。
しかも、出世している人のほとんどが同じような特徴を持っているということは、会社自体の文化や仕組みを現しているようなものです。
先ほど、私がいた職場で出世している人は疲れ切っているとか長時間労働しているという話をしましたが、そもそも会社自体が苦労している=偉いというような雰囲気でしたね。
例えば一般社員だった私に対してさえ、「みんな残業しているから(男だから)残業しろよ」と言われたこともありますね。
しかも、実際にそういう“苦労”ばかりしてきている人が管理職ですし、現在もなお“苦労”=長時間労働してきています。
ということで、大前提として上司の姿=未来の自分と考えた方が良いです。
昇進したくないのは、実は自分にとって出世のメリットがない証拠
そして、上司のようになりたくないと感じている時点で、自分にとって出世するメリットがない証拠とも言えます。
先ほどと被りますが上司の姿が未来の自分の姿であり、その未来の姿が自分にとって悪い未来ですから、そりゃあ昇進したくなるわけがありません。
私の場合だと、先ほどのように、管理職の社員たちは毎日夜中の9時まで残業していましたし、見た目的にも実年齢よりも年を取っていて疲れ切っている感じでした。
しかも、業務量の割に役職手当も安くて、係長で1~2万円、課長で数万円、部長でさえやっと10万円を超えるくらいですし、さらに新人の教育もしなければならない上、「管理」職と言いますが実際は管理だけでなく直接現場にも出向いていましたね。
ですから、このまま出世したら自分も毎日土日まで仕事で潰れて見た目も不健康のおっさんになるのでは?と感じてしまい、毎日の仕事を頑張るのがバカバカしかったです。
体感的には一般社員の数倍は業務量がありましたが、この記事を読んでいる貴方の上司もこんな感じではないでしょうか。
ここで「それでも出世した方が、役職手当が少ししかなくても収入が増えることには変わりない」と感じがちですが、先ほどのようにそもそも割に合わな過ぎる上、上司のようになりたくないと感じている時点で出世のメリットがない証拠です。
よって、そもそも出世するメリットがない環境に身を置くこと自体が間違いと言えますね。
その職場が時代遅れである証拠
もっと言いますと、上司のようになりたくない職場の大半は時代遅れな社風です。
何をもって時代遅れかですが、仕事の成果よりもどれだけ上層部への媚売りができるか、あるいは苦労(=残業)してきたかで人事評価されるところですね。
ですから、そういう上層部へのご機嫌取りとか長時間残業をしてきた結果が出世した後の姿であり、出世した後も今まで以上にご機嫌取りや残業を強いられることになるという感じです。
私が過去に居た建設コンサルタントでも、苦労=美徳、若手は上司や先輩の周りのお世話をするべきという社風だった上、能力がある人なのに一般社員のまま出世しない社風でもありました。
例えば、入社5年目(20代前半)にして仕事が出来る先輩がいまして、何件も業務案件をこなしていた上、他の社員や協力会社の人に指示を出すリーダー役にまでなっていたのですが、一般社員のままでしたからね。
それに対して、仕事が出来ているかどうかに関わらず定時で帰ると白い目で見られる社風でしたし、若手は掃除などの雑用をしないといけないという雰囲気でもありましたので、出世する前である今でさえ大変なのに、出世したらどうなっていただろうなと思いましたね。
ということで、上司のようになりたくない職場の大半は今の時代に合っていない社風であるとも言えます。
ではどんな職場に転職すべきかですが、デジタル業界(IT・WEB等)をお勧めします(後述)。
最後に:自分の未来が見えて絶望した場合、デジタル業界に行けばまた違う
ということで以上、上司のようになりたくなく感じる職場からはどうして転職するべきかについて解説しました。
では自分の未来が見えてしまって絶望した場合どうすればいいかですが、私としてはITやWEBのような新しい業界(デジタル業界)に行けばまた違う世界になると思いますね。
デジタル業界というのは、例えば有名な会社だとサイボウズとかFacebookといったものがありますが(俗に言う「IT企業」)、要するに変化が早いので考え方とか企業文化が常に最新になるよう強いられています。
要するに、残業した方が評価されるとか上記のような「時代遅れ」な環境から解放されるにはピッタリだと思います。
例えば外資系企業とか新しい会社で「残業=無能の証」という話を聞くと思いますが、ああいう新しい文化が広まりやすいです。
一方、昔からある業界だと業界全体で企業体質が古くなりやすく、例えば今回みたいに出世するメリットがない会社ばかり集まりやすいです。
要するに、毎日休みなく働いている人が出世していき、出世した後も今まで以上に長時間労働するという現象が起きやすいです。
ですから私としては、逆にITやWEBなどの新進気鋭の業界をお勧めします。
もちろんITやWEB系でも中には昭和体質の会社もあるかもしれませんが、少なくとも単に衝動的に辞めるよりは遥かに成功率が高いと思います。
この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。
ということで、今回は以上です。