こんにちは、えぃです。
過去にハンドドリップのコーヒーをカフェラテにして飲んできてましたが、もっと濃く淹れることができないかと悩んだことがあります。
特に、個人的にはブラックは苦手なので必ず牛乳を入れて飲んでいましたが、余計に薄味になってしまいます。
結論から言いますと、ドリップバッグを鍋で煮る→出汁を煮詰める、をすればかなり濃く出すことができました。ただ、これはかなり時間がかかりますので、休日など暇な時間でないと厳しいと思います。
もちろん、コーヒーの粉の量を増やすという方法もありますが、これだとコーヒーの粉がすぐなくなってしまうし、
・焙煎度が深いものを選べ
・細かく挽いたものを選べ
という意見もありますが、それでも限界があると思います。ですから、同じ量同じ内容のコーヒー粉でもスッカラカンになるまでコーヒー成分を取り出す方法はないかなぁと悩んでいました。
そこで今回は、
・ブラックではなくラテにして飲む
・時間に余裕がある
・時間がかかってもよいからとにかく濃く飲みたい、牛乳を入れると水っぽい
という方に向けて、私が実際にやってきたスッカラカンに成分を取り出す方法について紹介していきたいと思います。
(スッカラカンまではいかなくても、少なくとも普通に淹れるよりも濃く淹れられると思います。)
なお注意点ですが、お湯を扱うためくれぐれもやけどにご注意ください。
実際にやったコーヒーを濃く出す方法はこれ
ドリップバッグのタイプ(コーヒーが紙袋で包まれているもの)でないと難しいですが、私が実際にやった方法はシンプルで、
①ドリップバッグを鍋などで10分程度煮る
②ドリップバッグを取り出し、抽出したコーヒーを煮詰める
②については“淹れる”とは関係なくなって申し訳ございませんが、①と②をやったことで少ししょっぱくなるくらいまで抽出することができました。
ドリップバッグを煮たらこうなった!やってよかったこと
まずやってきて良かったことは、とにかく味が濃いことです。少ししょっぱいくらいです。
さすがにブラックで飲むと濃すぎると思いますが、牛乳を入れる方であれば水っぽさはかなり軽減されると思います。
少なくとも私は、普通にドリップした時の麦茶と牛乳を混ぜたような味からは解放され、しっかりと旨味・苦味のあるカフェラテを作ることができました。
あとは無駄なくコーヒー成分を抽出できたことです。
普通にドリップすると、お湯が下に逃げていくという構造上抽出できる限界がある上、もっと抽出しようとしてさらにお湯を入れると逆に味が薄まるため、あきらめかけていました。
ところが、ドリップバッグを煮てしまえば、普通のドリップのようにお湯が逃げることもないため、味が薄くなることなく成分が取れるだけ取り出すことができました。
逆にこれが残念・・・
デメリットですが、まず時間がとにかくかかることです。
お湯の量にもよりますが沸騰させるだけで時間を使ってしまい、私の場合10分程度かかってしまいました。
それとは別にドリップバッグを煮る時間と出汁を煮詰める時間も加算されるため、私の場合すべて合わせて20分くらいかかったことがあります。
次は鍋を見張っていなければならないことです。鍋から噴きこぼれないか監視していなければならないため、ただでさえ調理するのに20分かかるのに、その20分間でゲームをしたり動画を見たりできないので、かなり自由時間が削られます。
なお、ペットボトルに作り置きして調理時間を削減するという方法も考えられますが、保存料を入れているわけではないので、できるだけ早く消費した方がよいです。
最後に、あまり飲むと気持ち悪くなることです。
前述の通りしょっぱくなるくらいですので、ブラックだとまず飲めませんし、ラテにしても私の場合ですと1日1杯が限界だったこともあります。
ですので、少なくとも毎日飲む事には向いていないです。
最後に:今回は抽出方法自体に着目してみた
今回は、コーヒー選びではなくやり方自体に着目してみました。
・粉が細かいものを選ぶ
・焙煎度の深いものを選ぶ
といった方法もありますが、これはあくまでコーヒー粉の質に着目したものであって、普通にドリップする以上それだけでは限界があると感じていました。
そこで、方法自体に着目して成分をその最後の一滴まで抽出できないかな、と思って今回の方法をやってみました。
ただ、このドリップバッグを煮る、という方法はとにかく成分を濃く取り出すことのみ重視しており、時短になるかどうかについてはガン無視なため、平日の朝ではなく休日で時間のある時に使うべき方法ではないかと思います。