今まで3回くらい転職活動をしてきて、IT・WEB業界なのにまだテレアポに頼っている会社も結構見てきました。
百歩ゆずってスタートアップならともかく、ある程度大きい会社なのにまだテレアポやっている会社もありますからね。
もちろん、テレアポは本当にブラックの可能性大です。というのも、実際に営業電話を受けてみると分かりますが、無理やり売りつけているのではないでしょうか?
要は、無理やり売らないといけないような商品ですから、その会社の社員になれば当然無理やり売らされる恐れがあります。
そして何より、テレアポは時代遅れでもあります。
検索結果上では、「テレアポは時代遅れでない」的な記事が見つかりますが、「正気かよ?」と思っています。
確かに昔はテレアポか飛び込みしかなかったかもしれませんが、今はWEBかSNSでもお問い合わせを貰うことができるにも関わらず、未だに従来の方法を使っていますからね。
そこで今回は、テレアポのどこが時代遅れか、またテレアポをしている会社を見分けるためのポイントについても解説したいと思います。
IT・WEB業界でテレアポをしている会社の時代遅れなところ
体育会系の恐れあり
一番のポイントですが、体育会系の恐れがあることですね。
特に、昭和な会社から抜け出したくてITやWEBの業界に転職した場合、結局今までの努力が無駄になってしまう恐れがあります。
要は、今どきのイケイケの企業文化を期待してITやWEB業界に入ったのに、実態はドラマでよくあるようなゴリゴリの営業をさせられた、というリスクがありますね。
私自身も、WEBマーケティングの会社でテレアポをやっている会社の評判を見てみましたが、「体育会系」とばかり書かれていましたからね。
じゃあ具体的にどこが体育会系かですが、そもそも昔のままの営業方法に頼っていることと、気合と根性で売らされるところですね。(後述)
しかも、体育会系という事は上下関係も激しくなるわけですから、年上のいう事は絶対というような雰囲気になる可能性もあります。
そういう上からの命令にひたすら従うのが好きであればともかく、もしそういう文化が好きなら、そもそもIT・WEB業界なんてまず入ろうとしないはずです。
もちろんITやWEBの業界だと、変化の激しい業界なので企業体質が新しい場合が多いですが、全ての会社がそういう文化とは限りません。
逆に言えば、ITやWEB業界でも昭和な会社も一定数紛れ込んでいるのですから、テレアポに頼っているような会社は入ってはいけません。
今はWEBでも集客できる時代だから
今はWEBでも集客できる時代にもかかわらず、テレアポをしているということは何か理由があります。
しかもIT・WEBの会社であれば尚更WEBで集客すればいい話なのに、なんでわざわざ電話に頼っているの?という話です。
確かに昔は、ネットがなかったので電話などのアナログな方法しかなかったかもしれません。
今みたいにGoogleでの検索はできないですし、商材を知る手段と言えば向こうからくる営業電話か訪問販売くらいしかなかったでしょう。
ところが、ネットが使える時代にもかかわらず電話に頼っているという事は、それだけ古臭い方法に頼っていることですね。
百歩譲ってスタートアップの会社ならあり得そうですが、もうある程度大きいのにテレアポしているとか、ITやWEBの会社のくせに何やってんのwという話ですね。
かの有名なGAFAMがテレアポしているの?という話ですし、それだけ古い業務に頼っているのです。
しかも、昔の方法に頼っているということは、会社全体でも古い文化な可能性もありますね。
老舗企業にありがちなアナログな業務をするでしょうし、何より上記のように体育会系な可能性が大きいことです。
あとは、WEBの会社のくせに電話営業しているという事は、自社の商材(=WEB集客する力)もその程度ということですから、別の意味でも就職してはいけない会社です。(後述)
「気合と根性」で売らされる
ご存じかも知れませんが、テレアポばかりに頼っている会社だと、1日に何百件と電話させられるでしょう。
要は、「気合と根性」で電話させられる恐れがあります。
要因的には、昔の方法に頼っているのと同時に、電話で無理やり売らないといけないくらい粗悪+割高な商材である場合がほとんどです。
実際に電話営業をされたことがあると分かるかもしれませんが、(「粗悪」かは微妙ですが使いもしない)謎のネット回線を契約させられそうになって、それも月々5,000円とか結構高い料金だったりすると思います。
それと同じで、会社自体の商材(WEB集客、ITサービス等)がその程度なのに、お客さんに無理やり売らされます。
しかも、テレアポをしている会社の検索結果を見てみても悪い噂が出ていたりしますね。
検索ボックスにカーソルを置くと「会社名+迷惑」などと出てきますし、検索結果を見てみると「詐欺会社だ」みたいな感じの感想もありますので、それだけ変な商材を気合で売らされる恐れがあるわけです。
最後に:テレアポをしている会社の見分け方
ではどうやってテレアポをしている会社を見分けるかですが、求人票か面接で見分けます。
一見シンプルですが、意外と一目では見分けにくく少し油断すると引っかかってしまいます。
では具体的にどうやって見分けるかですが、まず求人票で「電話でアポイント」「電話で提案」というようなことが書いてあると要注意です。
そもそも直接「テレアポ」と書いないことも多いですし(というより書いたら誰も応募したくなくなりますし)、即座には見分けにくいので「電話で・・・」と書いてあったら疑うべきです。
ですから逆に言えば、お問い合わせに応じるような営業やメールを使った営業など、電話だけに頼っていない営業をしている会社を選んだ方が良いです。
それに加えて、面接でも確認した方が良いです。何しろ求人だけでは分からないことを細かく聞けますからね。
求人票を読んだだけではテレアポするかどうか分からない場合、「具体的にどんな感じで営業しますか?」「こんな感じで商材を提案しますか?」という形で聞いてみると良いです。
もちろんここで、「テレアポします」「電話で商材を提案します」という回答が来たら疑うべきです。
という事で、テレアポをしているかどうかについて、まずは求人票か面接で見分け、もし「電話で売る」「電話でアポイントを取る」というような話があったらその会社を避けると、テレアポをしている会社にかなり引っかかりにくくなると思います。
それでは、今回は以上です。