【議事録がしんどい若手へ】そもそも議事録自体が不要な仕事に就くべき

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 今まで3社に転職してきましたが、なぜか新人や若手に対して議事録を書かせてくる会社も多い印象です。

 3社とも会議等があるたびに議事録作成を押し付けられましたが、まず単純にメモを取るスピードと話が進むスピードが追いつきません。

 何より、普通のメモ取りとは違って自分でなく他の社員にとっても重要な事をメモらないといけない上、みんなにとって理解できる議事録を作らないといけないですからね。

 こんな感じで、議事録が嫌いすぎてやめたいと思っているかもしれません。

 ネットで「議事録が苦手な場合の克服の仕方」的な話をよく見かけますが、私からすれば無理に嫌いな事を続けても限界がありますので、そもそも議事録自体を押し付けられない仕事に就くことをお勧めします。

 そこで今回は、どうして環境自体を変えた方が良いかついて具体的に解説したいと思います。

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議事録が嫌いなら仕事自体を変えた方が良い理由

実は、苦手を克服ではなく向いていることをやった方が良い

 一番の理由ですが、苦手な事ではなく向いていることをやった方が良いからですね。

 「短所を克服した方が良いじゃん?」と思いがちですが、冒頭ように、実は苦手なことをしても非効率だったりします。

 確かに苦手な事を無理やりでもやればある程度は改善できますが、まずそこまでの伸びは期待できませんし、それよりも得意な事・向いている事をやった方が生産面でも遥かにマシです。

 「これ、どっかで聞いたことをそのまま流してるだけだろ?」と思いがちですが、私の経験からしてもそうでした。

 まず、私自身冒頭のように議事録作成がとにかく苦痛でして、上司に議事録を提出するたびに訂正の赤ペンで紙が真っ赤になっていました。

 要は、この場合だと同時並行の作業が苦手でして、具体的には会議中の会話に耳を傾ける+それを記録する、の2つのことを同時にするのがダメだと分かりました。

 一応何とか工夫した結果、ある程度は上司による指摘はなくなりましたが、それでも上司本人が書く議事録には遠く及びませんでした。

 一方、今の職場では営業で使う見積作成、過去の職場では土木設計をやっていましたが、これはどちらかというと苦痛ではなかったですし、ちょっと触るだけでなぜかすぐに覚えてしまいます。

 どちらも議事録作成とは真逆である一点集中型の仕事であり、一点集中であれば向いていたためか、習得や作業スピードも速かったですね。

 という感じで、議事録作成のように苦手で苦痛なものを無理にやってもある程度しか伸びませんし、その時間とリソースを向いているものに使った方がよっぽど生産的だと言えます。

新人や若手に雑用を押し付けてくる傾向がある

 後は、議事録に限らず新人や若手に雑用を押し付ける傾向がある職場という事でもあります。

 私自身もなぜ議事録を作るのが苦痛か分析してみたところ、1番はそもそも苦手な作業であることですが、次に大きいのが若手という理由で雑用や議事録などの事務作業をさせてくることだと分かりました。

 今まで3社にわたって議事録を書かされる職場で働いてきていますが、私が見てきた限りやはりどこも共通して議事録も含めて色んな事務作業と雑用をさせられました。

 色々ありすぎてキリがないので一部挙げますと、例えば「新人は電話応対するべき」という文化がありますね。

 それも、上司(相手方本人)が居るにもかかわらず、その上司が直接電話に出て電話が終わった後、

「基本的にさぁ、新人は電話に出ないといけないんだよ」

と言われてきました。「なぜ??直接出た方が早いだろ?」と思いましたが(笑)

 ちなみに、一番嫌いなのが議事録作成で、二番目に嫌いなのが電話応対ですが、議事録についてもやはり新人あるいは若手である私に作らせていましたね。

 ではどんな仕事を選んだ方が良いかですが、ITやWEBなどの企業体質が新しくなりやすい業界をお勧めします。

 最後でも詳しく解説しますが、企業体質の古い会社だと、上記のように新人は雑用をすべきという雰囲気になりやすいからです。

 私自身も今までの3社を分析しましたが、全て企業体質が古かったですからね。

 ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。

新人や若手に雑用をさせる雰囲気故に、適材適所を考慮しない

 先ほどの「新人や若手に雑用を・・・」という話に繋がりますが、雑用を押し付けてくる故に結果的に適材適所を考慮することもなくなります

 要するに、私でいう議事録作成のように、嫌いな仕事だろうと押し付けられ、嫌いな仕事のせいで苦痛な毎日を過ごさないといけなくなる可能性があります。

 例えば、議事録ではなく電話応対の話ですが、新卒で入った1社目の会社でまるでコールセンターかの如く電話応対が上手くこなしている新入社員がいました。

 それも、入社してから1か月経っていないにもかかわらず、です。

 一方、私自身は入社して何か月経っても電話の言葉遣いなどのミスばかりで、毎日上司や先輩から指摘されてきましたし、上達しても普通レベルにしか到達しませんでした。

 しかも、あまりにも電話応対が苦痛だったので、電話の着信音が鳴るだけでビクッとするようにもなりましたね(苦笑)

 私としては、その電話が得意な新入社員に電話応対を任せればよいと感じていたのですが(というよりそもそも事務職採用でしたし)、当時の会社では「新人(あるいは若手)だから」という理由で、誰彼かまわず電話応対をさせてきましたね。

 そして議事録に関しても、やはり私のように下っ端の人間にばかりやらせる傾向もありましたので、万が一その仕事が苦手だった場合はもはやただの拷問です。

最後に:議事録自体を書かされない仕事を選べ

 ということで、議事録を書かされるのが苦痛であれば、そもそも議事録自体を押し付けられない仕事に就いた方が良いです。

 では具体的にどうすれば良いかですが、私としては古い業界(建設、メーカー等)には属していない会社を選んだ方が良いです。

 というのも、古い業界の会社だと体質が古くなりやすいからでして、その一つとして「若手は雑用するべき」という雰囲気が生まれやすいからです。

 ですので結果的に、議事録作成などの雑用を若手に押し付けるということも起きてしまいます。

 私自身も今まで3社で働いてきましたが、まず3社とも全て新人や若手に議事録作成をさせていましたし、どこも建設や商社などの昔からある業界でしたからね。

 ではどんな業界に移ればいいかですが、例えばIT・WEB業界をお勧めします。

例えばIT・WEB業界がお勧め

 例えば、ITやWEBのようなデジタル業界が選択肢の一つです。

 というのもデジタル業界だと、企業体質が古くなりにくいので例えば「新人は雑用すべき」といった考え方もなくなると思います。

 ですから、議事録作成が苦手で悩んでいるのであれば、ITやWEBなどの企業文化が進んでいる業界を選ぶのをお勧めします。

 もちろん例外はありますが、それでもデジタル業界に絞るだけでかなり転職に成功しやすくなると思います。

 この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。

 ということで、今回は以上です。

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