こんにちは、えぃです!
何年もずっと住むかもしれないので、どうせなら理想の部屋に住みたいかと思います。
ところが、実際に部屋を探してみると、どの部屋もなんだか微妙で結局なかなか決まらない事も多いのではないでしょうか。私も過去にそのような経験があり、危うく家賃の高すぎる物件を契約するところでした。
しかしながら、橋の下に住むわけにもいきませんので、住む場所は必ず決めなければなりません。
そこで今回は、一人暮らし歴6年以上・合計4件の物件に引っ越した経験のある私が、部屋がなかなか決まらない理由とその対策について紹介させていただきます。
補足ですが、下記記事にて避けた方がよいと考える物件の条件についても紹介しておりますので、こちらも参考となれば幸いです。↓
決まらない理由
それではまず、何が部屋選びを妨げているのでしょうか。私が考える要因を紹介したいと思います。
いろいろ求めすぎている
まずはあれこれと条件を求めすぎていることが挙げられます。
過去に私も、当然ながら会社に近い物件を探していましたが、不動産屋で物件を紹介してもらううちになんだかイマイチな感じがしてきて、部屋の綺麗さや周りの交通量まで気になりだして、少しだけ物件探しが長引いたことや、危うく家賃が高い物件にしそうになったことがありました。
ただ、すべての希望をばっちり兼ね備えている物件はそもそも少ないうえ、そのような物件ほど予算オーバーしやすくなります。また、転勤あるいは新生活において、物件探しが長引いてしまい結局ギリギリの時期で勢いで決めてしまう可能性もあります。
ずっと住む前提で選んでいる
次は、ずっと住む前提で物件を決めようとすることです。
初めて就職しようとした当時、引っ越しや転職をせずずっとそこで住むという概念しかなかったために、このような事態に陥っていました。
しかしながら、ずっと住む=部屋の条件を変えないということであるため、前述のようにすべて揃っている部屋を探そうとする可能性がありますし、精神的にも余裕がなくなってしまうでしょう。
ネットを使わず不動産屋でのみ物件探し
最後に、ネットではなく不動産屋でのみ部屋を探そうとすることです。
不動産屋で部屋を探してみて思ったこととして、現時点で空室である物件を紹介してもらえましたし、物件の募集時期や地域の事情についての説明が丁寧すぎて少しびっくりしましたが、いちいち店舗に向かわなければならず機動的に部屋を探せないのが難点だと感じました。
その上、ネット上でも載っている物件も紹介されたことがあり、その分時間ロスしてしまったこともあります。
対策は?
それでは、どのような対策が必要なのでしょうか。私が考える対処法を解説していきます。
優先順位をつける
何よりも必要だと感じたのは優先順位です。
前述の通り、希望をすべて兼ね備えている部屋を選ぼうとすると予算オーバーになりやすいため、これだけは妥協できないという条件を決めることが必要です。それも、できれば1つだけに絞るのが望ましいです。
例えば、通勤(あるいは通学)の距離が遠いから交通渋滞だけは避けたい、多少遠くてもかまわないからとにかく防音性のある物件に住みたい、といった具合です。
そのためには、交通量や周りの環境など住もうとしている地域の現状を把握し、住む目的を明確にしていきたいです。
いつか引っ越す気持ちで選ぶ
次は、微妙だったらいつか引っ越すという前提で選ぶことです。
前述で決めた優先順位の条件の物件に一旦住んでみて、やっぱりこれも気になるという条件が見つかったら引っ越しを検討する、といった具合です。こうすることで、一発で物件を決めようとして全部完璧にしようとするという事態を防ぎやすいと思います。
ただ、賃貸契約期間が2年であることが多く、その途中に解約をすると違約金が発生する場合もありますので、契約書の解約関連の事項を読み込んだ方がよいでしょう。違約金が発生する場合でも、一定の期間が経つと減額される場合もあるため、そういう意味でも契約書の確認を推奨します。
不動産屋もネットも両方駆使してみる
最後に、不動産屋だけでなくネットでも物件を探してみることです。
事前にネットで物件を見てから不動産屋に出向くのがよいと思います。
確かに、ネットだとリアルタイムでの空室物件を探すのが難しいですが、これから住もうとしている地域の物件の状況が事前に大方だけでも把握できる点で、より効率的に不動産屋で物件の検討ができるでしょう。
まとめ
以上、部屋がなかなか決まらない理由とその対策についての解説でした。まとめますと、まず理由については、
① 希望を全部揃えようとしている
② ずっと住む前提
③ 不動産屋でのみ物件探し
であり、対策法については、
① 住む目的を決め、優先順位をつける
② いつかは引っ越すかもしれないという前提で選ぶ
③ 不動産屋とは別にネットも使う
が結論だと思います。
賃貸物件は何年も住むため、できるだけ理想の場所を選びたいかもしれませんが、やはり予算や通勤(あるいは通学)距離がどうしても絡んできますので、無駄のない方法で探す必要があります。
ですから、本記事が参考になり効率的な物件探しに役立てば幸いです。