面接で褒められるのに落ちることもある理由と本当の合格フラグ

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 面接を次々と受けていると、受ける会社によっては褒められることもあるかと思います。

 特に自己PRなどで

 「へー、凄いですね!」

 「そうなんだぁ!」

といった感じで。

 特に、面接というのは落とされないかとヒヤヒヤさせられる場面でもありますし、ちょっとでも上手く行っていそうな希望か雰囲気があれば、「受かるかも」と思い込んでしまうことも多いかと思います。

 ところが結論からですが、仮に面接でべた褒めだったとしてもお祈り(不合格)だったりします。

 正確には「合格フラグとは限らない」が正しいですが、いずれにせよ求職者自身が「雰囲気がいい」「これは上手く行った」と感じたとしても、即座に合格フラグとは限らないわけですね。

 そこで今回は、面接で褒めまくられても不合格になることもある理由について詳しく解説していきたいと思います。

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面接でべた褒めだったのに落ちることもある理由

雰囲気を良くしているだけ

 一番根本的ですが、単に企業側が雰囲気を良くしているだけのことが多いです。

 面接で求職者が審査されるのと同じで、実は企業側にとっても面接というのは「審査」される場だからですね。

 以下のツイートでもあるように、

応募者側が「第一印象に気を付ける」のと同じで、採用側も第一印象に気を付けています。

 逆の立場で極端な話、例えば面接官自身が30分も遅刻したり、話し方も相手をなめ腐ったような感じだったら、その企業に入りたい?という話です。

 逆に、採用担当が気さくで話しやすかった場合、単純に楽しいですし、内定が出たらぜひとも入ってみたくなると思います。

 イメージ的にはこんな感じです。

 ですから、ネットの情報でよく「第一印象を良くしましょう」「企業側にとって気分が良くなるようにしましょう」と言われていますが、それと同じで採用側も自社を感じよく見せる手段として褒めていることが多いです。

 逆に言えば、褒められたからといって不合格とも限らないわけですね。

 先ほどのように、あくまで相手にとって「第一印象」をよく見せるためであって、採用したいかどうかの気持ちはまた別問題ですから。

実は思っているほどアピール内容が凄いとは限らない

 キツい言い方ですが、求職者のアピール内容が思っているほど凄いとは限らないからです。

 もし面接官が褒めているのが合格フラグであれば、「褒められているのに落ちる・・・」なんて悩みはほぼないはずですから。

 逆に、場合によっては求職者自身によるアピール内容がショボかったりする場合もありますし、それだと落ちても不思議ではないです。

 と偉そうに話してしまいましたが、実は私がまさに同じような経験があったからですね。

 例えば、これまで力を入れてきた経験を聞かれたのですが、その時は生活費を抑えたことを題材にしてしまい、それも「○○%生活費を抑えました」などと無理やり格好良くアピールしてしまったこともあります。

 しかも面接官の反応も、褒めてはいるものの表面的な感じでしたから。

 今振り返ると、自分でも「何だこれwww」と思いますし、当時も薄々「こんなこと話してもいいかなぁ・・・」と思っていました。

 というような感じで、自分でも「ん?」と感じるようなアピール内容だと、大体はやっぱり的外れだったり大したことがなかったりしますから、例え褒められても不合格になることも多いです。

応募者自身の「上手く行ったな」という気分だけでは分からない

 最後に、応募者自身が「これは上手く行ったな」と思うだけでは合格かどうか分かりません

 前述のように単に雰囲気を良くしているだけというのもありますが、自分ではなく相手にとって気分を良くすることができないと合格の可能性を上げられないからですね。

 採用側がAIならともかく人間がやるわけですから、応募者の中身だけでなく「心理的に採用したいかどうか」というのも関わってくるわけですね。

 よく就活のノウハウ本とかネットの情報で、「第一印象をよくしろ」「前職の経験がどう生きるかについて話せ」といったような話もよくあると思いますが、本質は会社にとって心理的に採用したくなるかどうかだと思います。

 逆の立場で求職者にとって、もし応募先の人が感じが良ければ、大体の場合はぜひとも入社したくなりますよね。

 それと同じで、求職者自身ではなく会社側にとって「いい雰囲気の面接」になっていなければ、即座に合格フラグとは言えません。

本当の合格フラグは、採用側が入社するよう誘い込んでいること

 では本当の合格フラグは何かですが、企業側が入社するよう誘い込んでいることです。

 具体的にどういうことかですが、企業側が入社するメリットを教えることですね。

 理由は単純で、応募者に入って欲しいからです。

 例えば

「うちは休みやすいよ」

といった感じで、入社することによるメリットをアピールするのです。

 企業側が入って欲しがっているため、当然ながら内定が出ても不思議ではありません。

 例えば恋愛で好きな人がいたときに、他にも色んなアピールをするかもですが、その一つとして

「料理が上手」

「うちは家が金持ち」

などと、付き合ったり結婚したりするメリットを一生懸命アピールすると思いますが、それと同じです。

 恋愛以外にも、人を説得したいときに、しつこくお願いしたりすることもあるかもですが、それ以外にもやはり、やって欲しいことをすることによるメリットを教えることもあると思います。(例:「○○すれば、君がやりたいことが何でもできる」等)

 ですから本当の合格フラグは、褒められることでも何でもなく、企業側が入社するメリットを教えて誘い込んでくることですね。

最後に

 ということで、面接で褒められたとしてもなぜ落ちることがあるかについて解説していきました、

 前述でもお伝えしたのですが、やはり求職者ではなく相手の気分が良くならないと、合格フラグとは言えません

 褒めるというのはあくまで、自社のイメージを落とさないよう求職者側の気分を良くしているだけの場合がほとんどですから、求職者自身がいい雰囲気のように感じているのでは判断できません。

 そして合格フラグ云々の本質は、相手がいい雰囲気になり自社に入って欲しがっているかどうかですね。

 自社に入って欲しがっているかどうかの見分け方の一つとして、入社するメリットを提示して自社に誘い込んでいるかどうかが挙げられます。

 それこそ

「うちはプロジェクトがあるうちは忙しいけど、終わったら有給取り放題だから」

というような感じで誘い込んでいるかどうか。(ちなみに実際に私が言われたセリフです)

 そして、ぜひとも入って欲しがっているので、(100%ではないものの大抵は)そりゃ合格するよね?という話です。

 したがって、合格フラグを判別するには、自分ではなく相手側が気分が良くて自社に入って欲しそうかを見分けるべきだと言えます。

 それでは、今回は以上です。

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