テック系業界(IT・WEB業界)に行こうとする際に特に心配なのが未経験でもいけるのか?ではないでしょうか。
そんな人のために、未経験でも入れる確率をグン!と上げる方法について話したいと思います。
確かに、初めての状態でいきなり例えばWEB業界でマーケターになるのは厳しいです。
私自身も、「未経験OK」と謳っている求人に応募しても、まず書類選考でことごとく落ちましたし、「求人詐欺かよ?」と思いましたね。
よく検索結果とかYouTubeで、「未経験でもOKでーーす~♪」的な話がありますが、何だか言葉足らずな感じがします。
ですが、あくまで“いきなり未経験”ですので、何らかの取っ掛かりを作ることができれば良いですね。
そして結論からですが、最初は営業職から狙い、同時にポートフォリオ(成果物)を用意するのをお勧めします。
私自身もこの営業職から探す+ポートフォリオを作るというので、ようやく内定が出たり書類選考に受かったりするようになりましたからね。
ということで今回は、何もない状態でどうやったらIT・WEB業界に行く事ができるかについて解説したいと思います。
※この記事を読むことで・・・
・畑違いでもIT・WEB業界の住人になる方法が分かる
・テック系企業の選考を受けて門前払いになる可能性を下げられる
【経歴ボロボロでも転職成功!】私のスペック
その前に、私のスペックについての紹介ですが、
○入社した会社の業態
・WEBサービス(スポーツの先生とのマッチング)、WEB上の広告やSNSをメインに利用者を集めている
・今回は営業職として入社
○これまでの経歴
・新卒でJTC(建設コンサルタント)に入る→1年と8ヶ月で辞める
・2社目も建設コンサルタントに入る→1年で辞める
・その他、配送系のルート営業を中心にバイト
→この状態でWEB業界への就活し、 WEBサービスの会社に入社(当時は26歳)
と、短期離職ばかり繰り返してきた身ですが、それでもWEB業界になんとか入ることができました。
未経験でテック系業界に行く方法【まずこれをやれ】
営業職から入る←これよく効く
IT・WEB業界へのキャリアチェンジというと、例えばいきなりWEB業界のマーケティングで正社員になることを思い出しがちですが、私からすれば営業職から入るのをお勧めします。
この営業職から入るっていうのがよく効きまして、私の場合マジでホイホイ受かりました。
もし最初から経験があるならともかく、今回は未経験で入ろうとしていると思いますし専門知識が必要なので、やはりいきなりマーケティングなどの現場部門だと厳しいです。
しかしながら営業職であれば売上やお客さんの獲得に直接関わるところなので、言葉を選ばずに言うと、極論誰でもいいから採用したい部門です。
ここで気になるのは、「営業だからガチガチ売らされるんじゃないの?」「お客さんに門前払いされるんじゃないの?」という事ではないでしょうか?
例えば、お問い合わせに応じるような営業や既存営業、あるいは後述のようにテレアポでごり押しするような会社を避ければ、皆が考えるブラック営業はかなり避けられると思います。
ここで「未経験で入るなら、アルバイトとして入る方法もあるじゃないか」と思うかもしれないですが、(いつ契約が切られるか分からないのもありますが)何よりそのアルバイトから入るのに実務経験が欲しかったりするので結局本末転倒です。
ですからやはり、営業職で正社員としての入社をお勧めしたいんですよね。
同時にポートフォリオを用意
あとは、同時にポートフォリオを用意するのをお勧めします。
ポートフォリオというのは、自分の実績とか能力を示すための成果物のことです。(ここではブログやSNS等)
例えばWEB業界で言うとブログやSNS、プログラミングであれば(本当に色々分野があるのですが)自分でHPを作ってみることですね。
「実績や能力」って書きましたが、何もめちゃくちゃ成果(ブログで言うと月10万PV 等)を出す必要はないですし、ポートフォリオを用意することで、その会社や業界に興味を持った理由を話すネタにすることもできます。
私の場合は、「今まで個人でブログをやってきましたが、その過程でどうすれば読者の満足度を上げられるかを考えるのが楽しいと感じたので、WEB業界に興味を持ちました。」といった感じでアピールしました。
ちなみに、WEB業界に限らずプログラマーなど違う業種でも同じような考え方でやれば良いです。
例えばプログラマーなら、自分でポートフォリオを作ってみたり、副業でのプログラミングの成果物(クライアント側の許可は必要ですが)をポートフォリオにすることで、やはり「これがきっかけでプログラミングに興味を持った」というような話し方をすればいいと思います。
注意点
テレアポにばかり頼っている会社はNG
上記でも解説しましたが、テレアポばかりやっている会社は避けた方が良いですね。
まず、例えばWEBマーケティングができる会社なら、わざわざ電話を掛けなくてもサイトかSNSで集客すれば良い話ですが、電話で無理やり契約させるということは、その程度の集客サービスという事ですからね。
そして何より、テレアポをやっている会社は体育会系だったりすることがあります。
特に、俗に言う「気合と根性」でやらされる恐れがありますし、私のように苦手な人にとってはとことん苦痛ですので、その意味でもテレアポだけに頼っている会社は怪しいです。
ちなみに見分け方ですが、求人で「電話でアポイントを取る」あるいは「電話で営業」とだけ書いてある会社は疑った方が良くて、求人で分からない場合は面接で確認してみると良いです。
客先常駐もNG
あとは、客先常駐の会社にも入っちゃいけないです。
客先常駐というのは、ざっくり言えばその会社の社員が取引先の事務所に常駐して仕事をする形態で、要は派遣に近い形態です。
一応派遣と違うのは、指揮権がクライアント(取引先)ではなくその社員が属している大元の会社ということになっていますが、問題なのは偽装請負されるリスクがあります。
もう一つの問題ですが、特にせっかくその会社の企業文化に惹かれて入社したのに、(取引先での常駐なので)実際は全然違う文化の会社で働くことになるので、その意味でも客先常駐はNGです。
といっても結構見分けづらく、私自身も何回か嵌められたのですが、それでもよく確認するとやはりある程度は見分けられます。
求人や面接で「プロジェクト先で働く」と謳われる、あるいは会社の事業内容に「アウトソーシング」というようなことが書かれていたら、まず疑った方が良いですね。
事業会社か元請け会社かを確認【事業会社はいわゆるJTCのことも多い】
最後の注意点ですが、IT・WEB業界の職種といってもざっくり分けて会社自体が事業会社か元請け会社かの違いがあります。
例えると、公共工事でいう役所(そこに道路を設置しようとしている側)にあたるのが事業会社、建設会社に当たるのが元請け会社ですね。
事業会社かどうかについて、特に企業文化を重視するのであれば(前の会社が昭和すぎる 等)、気を付けた方が良いポイントです。
IT・WEB業界で元請け会社であれば、いわゆるイケイケの新進気鋭の業界であることが多くなります。
ところが事業会社だと、俗に言うJTCや年功序列の老舗企業だったりすることも多いので、特に企業文化を重視する場合は事業会社かどうかを気にした方が良いです。
私もWEBマーケティングの求人を受けようとした時、「よっしゃーー!これでやっと古臭い会社から抜け出せる!」と思ってもう一回その会社を確認したところ、実は老舗の会社で間違えて応募しそうになったこともあります。
最後に:要は、キャリアチェンジでは取っ掛かりが必要
ということで色々と書いていきましたが、テック系業界(IT・WEB業界)にキャリアチェンジする場合、とにかく何らかの取っ掛かりが欲しいですね。
今回お話ししたように、営業職から入るなどして何かその業界の職歴を付けるのをお勧めします。
ネットの記事とか求人では「未経験でもOK」などと書かれていますが、やはり全く違う業界で特に専門的な知識が欲しい職種となると、いきなりは無理です。
しかしながら営業職からであれば、そこから本格的に例えばWEBマーケティングという感じでキャリアチェンジもできますので、ぜひとも試してみて下さい。
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ということで、今回は以上です。