おはこんばんにちは!X(旧Twitter)でWEB業界への行き方について発信しているえぃちゃん商事です。
いよいよお待ちかねの実務編に入っていきたいと思います。何より気になるのが
「未経験だったらどうする?」
「短期離職歴もあったらどうする?」
だと思いますからね。
もちろん、転職市場では経験があった方が当然良いですし、特にWEB業界だと実力主義ですからなおその傾向が強いです。
しかも、日本企業だと未だに短期離職=この人大丈夫?って思ってくる会社もありますからね。
ここで「じゃあ未経験の俺らはもうどうしようもないのか!」って思ったかもしれませんが、上記の話はあくまで「傾向」ですし、特に年齢的に若かったりアピール戦略を練ったりすれば上手くいく可能性もあります。
実際、当時はWEB未経験で短期離職2回の私でも、WEB業界に入ることができましたし。
というわけで今回は、経歴がボロボロでも成功率を上げるための方法について解説していきたいと思います。
ただ、この辺についても具体的に話していきたいと思いますし、実際に私が書いた志望動機や自己PRの事例も出していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしてください。
一番気になる未経験+短期離職している時の対処法【こう言い訳しろ!】
まずWEB業界が全くの畑違いの場合のアピール方法
まず気になる事の一つが、「WEB業界なんて初めて」「畑違いだ!」ではないでしょうか。
ここで、2日目で解説したポートフォリオが生きてきます。
実際、ポートフォリオの提出が必須か推奨の会社もありますし、私もこのポートフォリオをアピールしてきました。
それから具体的なアピール方法としては、個人的には「今までやってきたSNS(ブログ)の経験を生かしたい」というより、
「趣味でSNS(ブログ)をやっていたのがきっかけでWEB業界に興味を持った」
の方がお勧めですが、この辺も含めて後述で詳しく解説したいと思います。
ここでポートフォリオが生きてくる
2日目の講座でポートフォリオづくりをお勧めした一番の理由が、ポートフォリオを生かせることですね。
WEB業界だと、どちらかというと実力主義の面が強いですし、その実力を証明できるものがあった方がいいです。
口で「私はWEB業界に詳しいです」って言うより、きちんとデータのようなものを見せた方が説得力がありますからね。
実際私も、ブログを運営し月間アクセス数や検索順位のデータと共に職務経歴書でアピールしたことで、WEBマーケティング会社の書類選考に通ったことがあります。
あとは、ポートフォリオを作ることで、例えば「今までやってきたブログで、本格的にWEB業界で働きたいと思った」という感じでアピールすることができるんですよね。(後述)
こんな感じで、何もない状態でWEB業界を受けた時よりも断然企業の反応も変わりましたし、ポートフォリオを持つというのは意外と大きいです。
「趣味のSNSで本格的にWEB業界で働きたいと思った」という感じでアピールを
じゃあ具体的にどうやってポートフォリオをアピールするべきかですが、私としては
「趣味のSNS(あるいはブログ)がきっかけで、本格的にWEB業界で働きたいと思った」
という感じのアピールがいいと思います。
ここまで「ポートフォリオは実力のアピールになる」と話して何ですが、いきなり例えば「今までやってきたSNSの経験が~」とアピールしても、企業担当者はそもそも経験=会社での経験を想定しているので、「自意識過剰なの?」って思ったりするんですよね。
要は、直接「経験」と話すより、「(SNSがきっかけで)もっとその業界に興味を持った」という感じで、やんわりとしたポートフォリオのアピールをお勧めしたいです。
私も、直接「今までやってきたブログの経験で~」と話すより、「今までやってきた趣味のSNS(ブログ)がきっかけで、本格的にWEB業界で働きたいと思った」と話した方が、面接での反応も良かったですね。
そんな感じで、ポートフォリオのアピールをしていけたらと思います。
【みんな心配】短期離職の言い訳方法は?
そしてもう一つ心配なのが、「俺、短期離職してるんだけど?」ではないでしょうか。
それも、一回ではなく(私含めて)何回も短期離職してきていることもあるのではないでしょうか。
もちろん短期離職の多さや理由によって変わりますが、私としてはこれから話す「外部要因を言い訳にしつつ」「自分の転職の軸を前面に押し出す」といったやり方をお勧めしています。
「外部要因?それ他責になるし選考に不利になるだろ?」って思ったかもしれないですが、それでも相手を納得させる方法がありますし、この辺について詳しく話していきたいと思います。
外部の要因を言い訳にしつつ、自分の転職の軸を前面に押し出す
まず、私がお勧めする短期離職の言い訳ですが、「外部の要因を言い訳にしつつ、自分の転職の軸を前面に押し出す」ですね。
これだけだと分かりにくいと思いますが、要は「自分のキャリアプランは○○」「だけど実際にその会社に入ってみたところ、自分のキャリアプランとはそぐわなかった」というイメージです。
もちろん実際に話すときは、「もっとキャリアプランに近づけたく、この業界でもこういう業態(こういう地域)に焦点を当てて、仕事を探そうと思った」など、ポジティブに話すのが前提です。
私の場合だと、
「地元で働きたかった」
→「前職では、面接段階で地元で働けるような話があったけど、実際入ってみたら違う地域だった」
→「そのまま1年間頑張ったけど、やはり地元で働きたいと思い、転職活動を決意した」
というようなことを話しましたが、こんなイメージでやっていけばいいです。
ちなみに実際、この話し方で面接もスルスル通ったこともあります。
「外部要因?それって他責だし面接で不利でしょ?」って思ったかもしれませんが、それは単に会社の悪口を言ったり、「合わなかった」とネガティブな話し方をしたりするとマズいです。
ただ、先ほどのように「もっとキャリアプランに近づけたく、この業界でもこういう業態(こういう地域)に焦点を当てて仕事を探そうと思った」という感じで、ポジティブかつ自分の軸を話すようにすれば問題ないと思います。
短期離職を何回もしている場合は?
それでも気になるのが、短期離職を何回もしている時ですよね。タイトルのように、私も正社員の分だけで短期離職2回している状態で転職活動しました。
結論からですが、この場合の言い訳方法としては
1.同様に外部要因を言い訳にしてみる
2.「色んな業界を経験したかった」と話す
をお勧めします。
まず1ですが、考え方は前項と同じで「さらにキャリアプランに近づけたく、転職活動をしようと思った」という感じになりますね。
先ほどお話しした地元がどうこうという私の転職理由も、実際に短期離職した回数が増えた時にも使っていました。
それから2ですが、これも特に20代の時なんかには使えそうですね。企業側からすれば、20代なんて挑戦と経験の時期という認識だったりしますので。(経験あり)
私の場合も、当時は正社員の時の2回の離職歴だけでなくバイトの分1回も直前の離職歴として入れたことがあり、当然「なんで3回も辞めてるの?」って突っ込まれましたが、これも
「色んな仕事を経験してみたかった」
「その過程で、自分が行きたいキャリアがより定まり、御社の業界に興味を持つに至った」
という感じで話したところ、面接も通過するようになりました。
こんな感じで、①外部要因を言い訳にしてみる、あるいは②「色んな業界を経験したかった」というような話し方であればいいかと思います。
最後に
というわけで、未経験かつ短期離職がある場合の対処方法について解説していきました。
確かに転職活動で不利になるとは思いますが、まず年齢的に若ければアドバンテージなるのは間違いないですし、そのうえで今回話したようなアピールをすることができれば、例え未経験で多少経歴がボロボロだったとしても十分巻き返せると思います。
実際、そういう不利な条件だった私が現にWEB業界に受かることが出来ています。
ということで5日目は、もっと実務に踏み入った話をしていきたいと思います。
みんなが大嫌いな志望動機と自己PRの書き方です笑
ただ、この辺についても具体的に話していきたいと思いますし、実際に私が書いた志望動機や自己PRの事例も出していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしてください。
ということで、今回は以上です。