上司に声が小さいと言われるたびにストレスに感じてきたことも多いのではないでしょうか。
私も今まで体育会系な職場にいたことがありますが、言われるたびに「軍隊じゃねえよww」と思いましたね。というか、声の大きさよりもっと大事なことがあるだろ?と思いますが。
もちろん、現場作業か何かで大きい声を出さないとマズい状況ならともかく、オフィス勤務の場合で「声が小さい」と言われましたから、まるで学校みたいに感じましたね。
しかも、ネット上だと声が小さいと言われて怒られることについての対処法、酷い場合だとQ&Aサイトで相談者に説教している回答もありますが、私からすれば、声が小さくて怒られるような職場からは転職した方が良いですね。
誤解を防ぐために、この記事には「声が小さい パワハラ」というワードでの流入が見られますが、「声が小さい」=即座にハラスメントというわけではないですが、雰囲気としてパワハラが横行しやすい職場という可能性はあります。
もちろん上記のように何とか馴染む方法もありますが、無理に順応しようとしてもストレスが溜まっていくだけですからね。
じゃあどんな会社にであれば転職すべきかですが、ITやWEBなどの人間関係がフラットになりやすい業界(デジタル業界)をお勧めします。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
そこで今回は、声や返事が小さいと怒られる職場からはどうして転職した方が良いか、またどんな職場に移るべきかについて解説したいと思います。
声が小さくて怒られる職場からは転職すべき理由
体育会系である
これがほぼ全てですが、会社自体が体育会系である証拠です。
とにかく上下関係を重んじて規律ばかり重視するところが大きいです。要は、学校か軍隊みたいな組織になっているところですね。
そしてこれの問題点ですが、上司や先輩=絶対という存在になってしまっていることと、自由がなくなってしまうことです。(後述)
まず前者の場合、仮にパワハラが起きたとしても容認されてしまったり、相手が部下だったら何をしてもいいという空気が広まってしまうのが問題です。
誤解を防ぐために、この記事には「声が小さい パワハラ」というワードでの流入が見られますが、「声が小さい」=即座にハラスメントというわけではないですが、雰囲気としてパワハラが横行しやすい職場という可能性があります。
私の場合だと、まず部下や年下にだけ態度を変えていましたね。
まず普段の言動も横柄でしたし、何かミスをしようものなら(というより無理やり欠点を見つけていましたが)、「お前はバカか!」「お前と仕事すると脳卒中で倒れてしまう」など、人格否定まがいのことまで言ってきましたからね。
そのくせ、自分よりも上司の人間に対しては一切これらの行動はしませんでしたし、むしろペコペコしていました。
そして後者ですが、問題なのはホワイト企業だったとしても自由がなくなってしまうことですね。
もちろんブラック企業よりは遥かにマシですが、それでもリモートワークではなく出社させる、副業を禁止する、付き合いの飲み会が断りにくいなど、社員の行動が制限されます。
ではこの体育会系の環境から抜け出すにはどうすればいいかですが、私としてはITやWEBなどのデジタル業界に身を置くことをお勧めします。
最後でも解説しますが、デジタル業界だと人間関係がフラットになりやすいので、こういう体育会系という雰囲気にはなりにくいです。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
やたら規律を重視する
前の見出しでも触れましたが、「返事が小さい!」と怒られるということは、規律をやたら重視している証拠でもあります。
返事の大きさもそうですが、他のあらゆる面でも細かく規制されているわけです。
例えば、飲み会のグラスの注ぎ方や社内の感想文の言い回し、雑用は新人がしないといけないなど、細部まで行動が制限されていますね。
もちろんこういう「ルール」が好きなのであればともかく、大抵は自由の方が良いはずですよね。ですから、これこそが会社員=辛いというイメージを生んでいると思います。
しかも、この「規律」というものの問題点は、ほとんど共通して上司に有利になっていることですね。
先ほど挙げた「社内の感想文」に関しては少し微妙ですが、それでも上司本人が気に入らない言い回しであれば赤ペン入れるでしょうし、例えば飲み会のグラスにしろ、雑用にしろ、よく見てみると上司にとって得になっているものばかりですよね。
私自身の場合だと、上司のグラスが空になったら注がないといけないとか、電話の宛先である上司本人が席に居るのに若手が取らないと文句を言われるというのがありましたが、全部上司が楽するものばかりですからね。
自由がない
そして我々社員にとっての最大のデメリットですが、自由がないという事ですね。
もしかしたら「それはブラック企業だからじゃないの?」と思いがちですが、私が経験する限り、実はブラック企業に限ったことではないです。
もちろんホワイト企業であれば、ブラック企業ほど労働環境は酷くないはずですし、私がいた職場でもさすがに毎日終電というのはなかったですが、それでも「人生を全て仕事に捧げるのが望ましい」という風潮はありました。
要因的には、先ほどの見出しの「規律」もそうですが、暗黙の了解も関係しています。
例えば、飲み会が断りにくく定時で帰りにくいという暗黙の了解がありますね。
今の時代、直接強いるとパワハラ扱いされかねないので、「別にやるかやらないかは任せるけど、皆やってるよ?」みたいな感じで、ほのめかすような感じでやらせてきます。
当然「別にやるかやらないかは任せるけど」を真に受けると社内での居心地が悪くなりますし、私の場合だと、残業しないと会議室に連れてかれて文句を言われましたからね。(それも理由が「みんな残業してるから」)
先ほどの規律の話のように、こういう「人生を全て仕事に捧げた方が望ましい」という雰囲気も会社員=辛いというイメージを植え付けている要因であり、結果として「ブラック労働ではないのに何となく自由がない」という不思議な現象が起きてしまいます。
最後に:声が小さいと言われる環境から抜け出すにはIT・WEB業界一択
ということで、声や返事が小さいと怒られる職場からはどうして転職するべきかについて解説しました。
では逆にどんな職場を選んだ方が良いかですが、昔からある業界(建設、メーカー等)は避け、ITやWEBのようなデジタル業界に身を置くことをお勧めします。
まず建設やメーカーなどの昔からある業界だと、俗に言う「体育会系」の会社が集まりやすく、今回みたいに「返事が小さい!」と怒られるような職場も多いです。
私自身もこれまで建設コンサルタントなど昔からある業界を3社くらい転職してきましたが、やはりどこも体育会系に近かったですからね。
一方ITやWEBなどのデジタル業界であれば、昔からある業界とは真逆でフラットな人間関係になりやすいです。
私自身も、正確にはITサービスを展開しようとしているベンチャー企業にいたことがありますが(入社ではなく研修段階)、まず「声が小さい」などガチガチの上下関係はなかったですし、そもそも「上司は尊敬しろ」という雰囲気が無かったですからね。
ということから、デジタル業界などフラットになりやすい仕事を選んだ方が良いです。
この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。
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ということで、今回は以上となります。