【体験談】一人暮らしで車はきつい・・・車を持つとどうなるか解説

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 こんにちは、えぃです。

 最近は車離れという話も聞きますが、それでも「スーパーや職場等が遠すぎて、車さえあれば・・・」と感じたことはないでしょうか。

 私も、公共交通機関が少ないので車通勤でした。しかし結論から言うと、一人暮らしをする分であれば車がなくてもそこまで不便ではありませんでしたし、逆に金銭面ですと自転車の方が格段に節約できました。

 確かに色んな所に行けますし荷物も雨に濡れませんが、後ほどお話しする通り、私が乗っていた軽自動車でさえ年間8万円程度の維持費がかかる計算でした。

 今回は、ここ3年間で自転車通勤も車通勤も経験してきた私が、

・車通勤で苦労した点と逆に便利だった点

・どういう人なら車通勤は向いているか

について解説していきたいと思います。

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車を持つとここがきつい・・・

 実は他にも色々大変だった点がありましたが、多すぎてしまうためここでは特に目立った点のみ紹介します。

維持費

 まずは車の維持費が滅茶苦茶かかります。

 私の場合軽自動車に乗っていますが、

【車通勤はしんどいだけ】車が必要な職場は絶対に避けるべき理由

でも解説している通り、車検等を除く普段の維持費は、保険が年間3万円程度、自動車税が年間1万円程度、そしてガソリン代が年間3.6万円程度ですので、年間8万円程度かかることになります。

 駐車場代は私の場合は月に3千円台ですので、安くて数千円/月、高くて1万円/月程度は見ておいた方がよいでしょう。

 軽自動車でさえ普段の維持費が年に8万円かかる上、車検やタイヤの交換等まで考慮するとさらに年間何万円も上乗せされるとなると、お金が貯まりにくくなります。

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事故にならないか気になる

 車は自転車よりも高速で走れるため、交通事故も気になります。

 もちろん現時点までは事故が確認されませんでしたが、例えば歩行者が自分の車の近くに来るだけで(歩行者本人にとっては十分距離があっても)至近距離で歩いているように見えるので、接触しないかどうか気にしすぎてしまったり、少し避けすぎてしまったりしたことも多々あります。

 また、車は自転車に比べて死角が多いため、物損事故のリスクも高いです。特に駐車する時がそうでして、例えば駐車スペースに入れる場合だと、車と車の間に入れるときはドアミラーだけでなく目視もしなければよく見えませんし、駐車スペースの周りのコンクリートブロックが水平方向に斜めだと距離感が掴みにくいこともありました。

 さらに、あおり運転をされるリスクもあります。地域によっては車間距離をギリギリまで詰めるなどのあおり運転が多いというのもあり、あおられないように他の車に気を遣いながら運転するというのはかなりきつく、通勤だけで一日の精神的エネルギーの大半を消耗したこともあります。

駐車スペースが大きく制限される

 自転車と違って、駐車する場所がかなり限られます。

 まず、駐車場が遠いと意外と地獄で、

駐車場が遠い会社は死んでも避けるべき理由!【職場選び】

でも解説している通り、マンションの一室がオフィスだった支店で働いたことがありますが、幹線道路を挟んで反対側の駐車場にとめなければならず、駐車場から職場まで歩くだけで数分かかりました。(なお、自転車であればマンション入り口のすぐ近くに駐輪することができました・・・)

 他にも、小さめの郵便局や店舗の場合、車が数台しかとめられなかったりそもそも駐車スペース自体がなかったりしましたし、駐車場の構造によっては駐車区間にとめるだけで数分もロスしたこともあります。

メンテナンス

 最後は、メンテナンスが面倒なのもデメリットでした。当たり前ですが、自転車と比べて部品が多いため、手入れの手間が大幅に増えます。(車内カメラやETC等)

 一例ですが、オイルの交換を取り上げてみても、まず使用済みのオイルが汚くて心理的に触れないのと、液量も多いので一歩間違えると地面を汚損するリスクもありました。また、車の下に潜り込まなければならないのも、ケガをしそうでヒヤヒヤしていました。

 他にも、ワイパーの取り換えやウォッシャー液の注ぎ足しまでしました。

 自転車であれば、パンクしたタイヤの交換および本体の掃除くらいで済みましたが、車に乗るようになってから、タイヤ以外にもあれこれと手入れしなければならなくなったのがデメリットでした。(もちろん、業者に任せるという手もありますが、当然ながら自転車の場合よりも値段が張ります。

逆にメリットは・・・?

 これだけ車通勤の粗探しをしてきましたが、逆にどんなメリットがあるのでしょうか。

遠い施設へも行ける

 まずは、遠い施設へも行けることです。

 自転車通勤の頃は、最大でも20分で通える場所しか行くことができませんし、雨の日だと荷物が濡れることもありましたが、車通勤になってから何キロも離れているホームセンターでも気軽に行けるようになりました。

 また、夏の暑い日でもクーラーが使えますので、汗だくにならず快適に移動することができました。

 一応タクシーも使うことはできますが、やや値が張るのはもちろん、いちいち予約する手間がかかるのが個人的に億劫だったため、車を持っていた方がその分気軽に出かけることができました。

住める物件が増える

 もう一つは、住める物件が増えたことです。

 自転車通勤をしていた時は、職場だけでなくジムやスーパーの近さまで考慮しなければなりませんでしたが、車を持つようになってから、静か・綺麗など部屋の条件を重視して選ぶことができるようになりました。

こういう人ならOK

 それでは、車を持っていても問題なさそう、あるいは逆にあった方がよい場合の条件を挙げてみますと、

・地方などで公共交通機関が少ない

・職場の付近に賃貸物件が極端に少ない場合

・複数の支店を兼務していて、それらの支店同士の距離が数十km程度

といった場合が挙げられます。

 ただし、それでも一人暮らしであればできるだけ軽自動車がよいです。私も軽自動車に乗っていますが、ダンボールなどの大きい荷物でも何とか入りますし、そもそもそういう大きな荷物を運ぶ機会なんて引っ越しくらいだと思います。

 また、軽自動車であれば税金やガソリン代などの維持費も切り詰めることができますので、少なくとも私は最低限の車関連の支出で便利な生活ができています。

最後に

 それではまとめに入ります。自転車通勤も車通勤もしてきて感じたことは、一人暮らしをする限り車はできるだけ持たない方がよいということです。

 正確には遠いスーパーやレストランにも行けるのがメリットでした。ただ、維持費やメンテナンスを考えると、それ以上に車のデメリットが大きいですし、自転車通勤でも(慣れもありますが)そこまで不便だとは感じませんでした。さらに、遠いところにも行ける・暑い日でも快適という便利さから、車通勤依存症にまでなりかけました。

 もちろん、職場の付近に住む物件が極端に少ないなど、どうしても車が必要な場合もありますが、それ以外であれば自転車の方が家計に余裕が出る上、物理的にも身軽というのが今回の私の見解です。

 以上となります。本記事が参考となれば幸いです。

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