「前にも言ったよね」が怖い人へ:それはパワハラ職場の恐れあり!

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 上司とか先輩に何か指摘されるとよく

「前にも言ったけど」

「この前言ったよね」

「これ8回くらい言ったからね」

と言われることがあるでしょうし、私自身もよく経験しましたが、この言葉ほどめんどくさいものは無いですね。

 しかも不思議なのが、一回も言われていないにも関わらず「これ何回も言ってるけど」と言ってくることすらありましたからね。

 ネット上だと、

「仕事ができるようになれ」

「メモを取れ」

というアドバイスがありますが、それができたら苦労しないです。

 私の経験上、仮に仕事が出来るようになったりメモを取ったりしても、また別の要因で揚げ足を取ったりしますし、実際にそうなっている人を何人も見てきました。

 ですから、究極の対処法はそもそも辞めてしまうことでして、今まで5社以上に転職してきた身からすると、「前にも言ったよね」と言ってくる会社に限ってそうやって新人をいじめることが多いです。

 ということで今回は、「前にも言ったけど」という言葉はどうしてパワハラ職場の可能性が高いかについて解説したいと思います。

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「前も言ったけど」はパワハラ職場の可能性が高い理由

1回で覚えられるほど人間はハイスペックではない→にも関わらずそれを無視

 そもそもですが、1回で覚えられるほど人間の頭はハイスペックではないです。というか、1回で覚えられたら、その人は脳のつくりがそもそも違いますがね。

 にもかかわらず、「前にも言ってたよね」と言ってくる人は、そのことをガン無視してしまっているわけですね

 百歩譲って、経験がある程度あるなら1回で覚えられるでしょうが、特に全くの未経験なのに1回で覚えられることなんて多分あり得ないです。

 要は、1回で覚えられないのは自分の怠慢じゃないかと錯覚しがちですが、大体は怠慢ではないですから、ここについては安心すべきです。

 実際に私も他の同僚に相談したことがあるのですが、ほぼ全員「1回で覚えられるなんてよっぽどだ」と言っていましたからやはり間違いないと思います。

 逆に言うと、「前にも言ったよね」は新人に対して(悪い意味で)期待し過ぎの証拠です、

 要は「未経験とはいえ、社会人経験は少しはある」「1回教えればすぐ覚えるだろう」と思い込んでいる証拠ですが、実は無理なハードルを設定してしまっているわけです。

 よって「1回で覚えられ」ないと、結果的に「これ何回も言ってるけど」と逆ギレすることに繋がるわけですね。

教える側が人を教育する能力がない証拠

 あとは、教える側が人を教育する能力がない証拠でもありますね。

 要は「前にも言ったよね」も、本当は新人本人がサボっているとか無能というわけではなく、大抵は教える側の問題です。

 教育というか厳密にはマネジメント力だと思いますが、根本としてマネジメント力があるのと現場の能力が優秀なのとでは違います

 私自身が今まで3社以上を見てきての感想ですが、現場の叩き上げで管理職になった人を何人も見てきましたが、確かに実務は優秀でも、管理者としてはただ権力を振りかざすだけのパワハラ上司の人もよくいましたからね。

 それこそ、「前にも言ったけど」とか「これ100回くらい言ってるけど」と新人に丸投げしてくるような人ばかりでした。

 逆に管理の能力が凄い人の下でも働いたことがありますが、まず変なパワハラをすることはなくて、本当に教え方が上手かったですし、おかげで仕事も明らかにすごい勢いで覚えていきましたね。

 それも相手による強要ではなく本当に望んで付いていきたくなる人でしたから、マネジメント能力と現場の能力との違いを身に染みて感じました。

 ですから、「前にも言ったよね」というのは、新人本人が無能というより、どちらかというと教える側の問題です。

新人を下に見て優位性を保とうとしている

 何より「前にも言ったよね」は、実は新人を見下して上司という優位性を保とうとしている言葉でもありますね。

 私が見てきた範囲だと、優位性を保とうとしている人に限って、大抵は力で部下を押さえつけてくるだけの上司だったりします。

 誤解を防ぐためですが、「前にも言ったよね」は即座にパワハラになるかどうかは断言できないですが、パワハラをしたがる上司の可能性がありますね。

 上記と被りますが、管理・教育する側の問題ですから、実は新人が無能とかサボっているというわけではないです。

 そして管理・教育する能力がない代わりに、「前にも言ったよね」などと新人に対して無理なことを押し付けたり、その他理不尽や力で押さえつけたりして優位性を保とうとしているわけですね。

 本当に信頼を集めようとしているのであれば、相手を押さえつけるような真似はせず、前述のように指導・教育する能力を磨こうとするはずですからね。

 ちなみに今まで3社以上の転職の経験からすると、上記のように相手を力で押さえつけるような上司のいる職場の場合、大抵は建設とか不動産などの昔からある業界に集中していますね。

 逆に、私としてはITやWEBなどの新進気鋭の業界(デジタル業界)がお勧めです。

 詳しくは後ほど解説しますが、私自身も実際にWEB業界の会社に入ったのですが、上記のようにいわゆる「理不尽」な上司がいなかったですね。

 それどころか部下に敬語まで使ってくれることもありましたので、この経験からしても私はぜひIT・WEB業界をお勧めしたいわけです。

そもそも「前にも言ったよね」と言われる職場からは転職すべき

 もっと言うと、上司が「前にも言ったよね」と言ってくるような職場からはそもそも転職した方が良いです。

 というのも、私が色んな会社を見てきた範囲ですが、そういう理不尽なことをしてくる人を上司にしている時点で、会社全体でも理不尽が横行していることが多いからです。

 「部署異動もあるじゃないか?」と思えますが、これもその人個人ではなく会社全体の問題ですし、そもそも部署異動ですぐに解決できるのであれば、人間関係で会社を辞めたい人なんていないはずですからね。

 「転職しろって簡単に言うけど、失敗してニートになったらどうすんだよ!」という意見もありそうですが、何も会社自体は辞める必要はなくて、働きながら仕事を探すことだってできます

 ではどんな仕事になら就けばいいかですが、私としてはITやWEBなどのデジタル業界一択ですね。

具体的にはIT・WEB業界が超絶オススメ【その理由】

 ではどんな仕事になら就くべきかですが、ITやWEBなどのデジタル業界を強くお勧めします。

 もちろん例外はありますが、デジタル業界だと企業文化が進んでいることが多いので、例えばいわゆる「体育会系」「理不尽」というのがなくなりやすいです。

 それこそ今回みたいに「前にも言ったよね」と言ってくる上司に悩まされている場合にはピッタリかと思います

 私自身もWEB業界でコーチング系のマッチングサービスをやっている会社に入ったのですが、まず理不尽な上司というのがいなかったですね。

 後述のように昔からある業界の会社とか老舗企業だとよく見かけたのですが、この会社だとまるで違っていたのでびっくりしました。

 もちろん「前にも言ったよね」とか言う人は見かけなかったですし、それどころか部下に敬語を使ってくれることもありましたからね。

 この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。

 逆に避けた方が良い仕事ですが、建設や不動産などの昔からある業界と老舗企業ですね。

 これらの仕事だと、いわゆる「理不尽」「体育会系気質」など古い考えが蔓延りやすくなります。

 私自身も、建設コンサルタント、最近だとレンタル業など昔からある業界や老舗企業で3社以上働いてきましたが、全て理不尽な上司ばかりいましたし、今回のように「前にも言ったよね」と言ってくる上司も全てこれらの会社にいましたからね。

 ということで以上の経験からしても、私はIT・WEBなどの企業文化の進んでいる業界を強くお勧めします。

 ということで、今回は以上です。

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