無駄が多い会社からは転職すべき理由+無駄のない職場の見つけ方

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 多くの会社で

・無駄な仕事が多すぎ

・てゆうか日本ってやたら無駄が多いな

と思ったりして消耗しているでしょう。

 私の場合だと、

・メールを送った後、1時間後に先方に電話

・FAXを使って先方に資料送受信

・始業10分前、あるいは終業後に掃除かゴミ捨て(無給)

・朝と晩に会議(それも今日やる事を教えるだけ)

・コロナが蔓延しているにもかかわらず、1秒もテレワークをさせない

というようなことがありましたね。

 そしてそういう無駄が多い会社に限って、成果よりも過程(労働時間等)とか形式を重んじる傾向があります。

 何より、今後会社としてオワコンになりやすいためやはり辞めるべきだと言えます。

 じゃあどんな会社に行けばいいかですが、私としてはITやWEBなどデジタル業界がお勧めです。

 デジタル業界であれば業務がIT化していることが多いので、上記のような仕事の無駄が削減されていたりします。

 ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。

 そこで今回は、無駄な仕事が多い職場はなぜ見切りをつけるべきかについて、具体的に解説していきたいと思います。

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無駄な仕事が多い職場からは転職すべき理由

無駄な仕事は長時間労働まで引き起こす

 冒頭でも書きましたが、長時間労働が引き起こされるからです。

 もちろん会社の利益率が低いなど他にも原因はありますが、無駄な作業の分だけ単純に総合の時間が増えるのも、長時間労働の大きな要因の一つです。

 無駄な作業というと、例えば先方にメールを送ってから電話を送らないといけないというのも代表的かと思いますが、よく考えると2度手間ですよね。

 それも一見すると大したことが無いように見えて実は時間ロスが大きく、私の場合だと、メールを書く時間+電話だけで1回あたり30分もロスしたこともあります。

 しかも、資料のやり取りが多いと1日に何回もメール送信することになりますから、下手すると数時間ロスすることにもなりかねません。

 その数時間で本来の業務をした方が、まず従業員にとっては早く予定が終わりますし、会社にとっては短い時間で売上につながります。

 ただ時間を無駄にするだけならともかく、無駄な仕事によって労働時間が膨らむと、不健康にすらなりやすいです

 要はいわゆる「仕事のストレス」の根源であり、そのストレスを発散するために暴飲暴食やタバコ等に手を出すに至るため、昨今問題になっている生活習慣病にすらなりかねません。

 ですから、無駄な仕事が多い職場にいると、ストレスなだけどころか実害まで受ける恐れがあると言えます。

時給が発生しない労働も強いられる

 無駄な仕事とはいえ、時給が発生するだけならまだマシですが、時給すら発生しない作業まであります

 もちろん、全て会社のためにやっていることにもかかわらず。

 代表的なのが通勤とか掃除で、無駄に自由時間が奪われるだけだったこともあると思います。

 まず通勤の場合、正確には、途中で寄り道することもあるでしょうから労働時間を把握しにくいですし、通勤手当が出ることもありますが、それでもどんなに会社に早く来ても一定の時間はかかります。

 あと掃除の場合、始業前か終業後にやらされることもあるでしょう。私の場合も、終業後に10分程度ゴミ捨て当番をやったこともあります。(しかも無給で)

 そしてこれらのタチが悪いのは見た目以上に無駄が大きいことで、まず通勤の場合、場所によっては車が必要になる上、渋滞が激しくて通勤時間が跳ね上がることもあります。

 あと掃除の場合だと、終業時間後に15分とか30分の休憩時間があることも多いと思いますが、その休憩時間の大半か全てが掃除で潰される分、実質的に休憩自体がなくなるようなものです。

 しかも、先ほどと被りますが、時給が発生しないので完全に労働者にとってデメリットしかありません

仕事で成果を上げてもインセンティブがない

 あとは職場全体の文化の話ですが、仕事の成果に対するインセンティブが見込めないことです。

 もし成果で評価する職場であれば、まずメールしてからの電話などの「マナー」がないはずですし、できるだけ出社とか会議を省くはずですから。

 ところが、無駄な仕事が多い時点で、成果が出ているとかそういうのは関係なく、過程および形式(=ここでいう「無駄な仕事」)で判断する職場と言えます。

 例えば、先ほどのメールのマナー以外にも、定時で帰ろうとした途端に残業させられたこともあると思います。

 それも緊急とかそういうのではなくて、「みんながやっているから」などという理由で残業を押し付けられたこともあるかと思います。

 私の場合だと、「男は残業しろ」「毎日1時間でも残業しろ」と言われたことがありますね。

 それ以外にも、(もちろん自分の仕事自体はきちんとやっていましたが)定時で帰ろうとしたところ、いきなり上司に呼び止められて「他に手伝うことが無いか聞け」と言われたこともあります。

 ところが、「短時間で仕事を終わらせろ」とか「効率を重視しろ」という主張はほぼなかったですね。

 というような感じで、無駄な仕事が多い職場というのは、効率よく成果を云々は関係なくて、それまでの手作業(例えば上の例でいう残業)とか形式で評価する環境だと言えます。

今後は衰退していく職場である恐れ

 そして何より、無駄が多い職場は今後衰退していく恐れがあると言えます。

 無駄な作業が多いということは、それだけ人件費とか備品費用で圧迫されるだけで売上につながらず利益率が低下しますし、最近で言うテレワークなど新しい技術を取り入れようとしないので、時代の変化についていくことができないからですね。

 しかも、先ほどのように仕事の成果よりもそれまでの労働自体や形式を評価するという考えですから、尚更会社としての競争力が低下します。

 ちなみに私の場合だと、業績の低下と思われる現象が目に見え出したことまであります。

 私の職場の場合、入社した年に10人、その翌年にまだ2月なのに6人も辞めたこともありますし、年間休日も年々1日ずつ減っていて「見えない減給」のような現象が起こっていました。

 職場にも、冒頭でもあったようにメールのマナーやFAX送信など細かいマナーやしきたりのようなものがありましたから、即座には断言できませんが、やはり無駄な仕事とか昔のやり方を通そうとする考え方がいよいよ祟ってきたようです。

 という感じで、会社が傾いて自分も巻き込まれるリスクを下げるためにも、無駄な作業が多い会社は辞めるのを検討すべきだと言えます。

無駄な業務が多い会社で疲れている人へ:IT・WEB業界がお勧め

 ということで、無駄な仕事やしきたりが多い職場はどうして辞めるべきかについて解説しました。

 そして無駄の多い職場だと企業体質が古い傾向にあります。

 ですから無駄な仕事が多い職場から転職するのであれば、古い業界(建設や不動産、メーカー等)は避け、ITやWEBなどの新進気鋭の業界を中心に探していく方が良いです。

 IT・WEBなどの業界だと、最近できた業界で変化が早いので、会社の文化も常に新しくなりやすいです。

 それこそ、FAXとかハンコなんかよりもリモートワークを導入している会社も多くて、私が転職活動で見てきた会社の中には、オフィスが仕事場ではなく倉庫になっている会社もありました。

 一方古い業界の場合ですが、個別の企業ではなく業界全体で企業体質が古くなりやすいです。

 私も複数社にわたって勤めてきたのですが、どこも無駄が多かったですし、それだけでなく体育会系でまるで学校時代に逆戻りしたかのように感じたこともあります。

 なお、「IT」「WEB」と書きましたがあくまで選択肢の一つであり、要するに体質が古くなりやすい業界を避けるのがポイントですね。

 この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。

 それでは、今回は以上です。

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