残業40時間を超えた生活がありえない地獄だった件!【きつい】

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーション(広告)を含みます。
理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
スポンサーリンク

 こんにちは、えぃです!

 残業規制が上限45時間/月となりましたが、疑問なのが「月に40時間を超えるときついの?」「残業40時間の生活どんな感じ?」かと思います。

  ネットで「残業 40時間」などと検索してみると、検索上位の記事には「平均的な残業時間」といった話がよく見られる一方、関連キーワードで「残業40時間 ありえない」「残業40時間 辞めたい」といったキーワードも見られるので、40時間をきついと考えている方も一定数いるでしょう。

 私も正確には残業45時間越えでしたが、結論から言いますと残業45時間越えも残業40時間越えもきついです(どちらも似たようなもの)。

 具体的には

・全身の倦怠感がひどい

・文字通り、帰ったらほとんど風呂入って寝るだけ

・しかしながら、貯金できる額はヤバいことになっている

でしたね。

 では残業時間が40時間を超えると具体的にどうなるのか、今回は私の実体験をもとに詳しく紹介したいと思います。

 補足ですが、私の家族の話ですが昭和時代だと月に40時間の残業(毎日2時間)は当たり前で、酷い場合だと月に100時間もありました。

 一方、私の場合は忙しくて40時間ですから、当時の職場環境とは相当の差です。「昭和時代のサラリーマンの生活が凄まじかった件」の序盤でも詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

スポンサーリンク

月に残業40時間を超えるとどんな感じか?【きつい】

夜中の8~9時までになるのはザラ

 まず、夜中の8~9時まで回るのが日常茶飯事で、22時近くまで行ったこともありました。

 もちろん家で調理する時間もないので、ほぼ毎日レストラン通いでしたし睡眠8時間を確保しようとなると、ほぼ風呂入って寝るだけでした。

 具体的には、21時まで残業とすると、

・夜食で30分→入浴で30分→11時消灯

・自由時間は22~23時までの1時間

となります・・・

 22~23時までの1時間の中でも、洗濯などの家事をすることもあると思うので、実質的には趣味や勉強をする時間がほぼ無くなるでしょう。

土日祝日全部潰れる(それも全部12時間出勤)

 正確には月に60時間を超えた時でしたが、3連休があっても土日祝3日とも全部働きました。それもやはり21時を超えて働きましたし、風呂に入って寝るだけの生活でした。

 本来であれば心身ともに充電させる時期である土日なのに、連日で出勤していました。

 具体的には、

・日曜日も仕事+日曜日の夜のダブルパンチ

・土日が終わったと思いきや、すぐ次の日も仕事

・全身がだるくて仕方ない

・ずっと目が痛いまま

・布団に入った瞬間に深い眠り

という感じでした。

 特に、ただでさえ日曜日の夜が嫌われ者とされているのに、日曜も仕事→そして次の日も仕事という状況で、自宅で少しネットサーフィンする暇すらないほど、プライベートがありませんでした。

 また話がやや逸れますが、直属の上司は、毎月のように夜中まで残業+休日出勤していましたが、これを何十年も続けているだろうし中間管理職でした。ですからその上司は、私とは比べ物にならないほどのストレスだったと思います。

いつの間にか夜中まで働いている、という感じ

 長時間残業というと、

・延々と拘束されている

・他の社員が残っていて、なんだか帰りにくい

と思うかもしれませんが、私の場合だと「知らない間に夜遅くなっている」という感じでした。

 どういう感じだったかといいますと、

・トイレ休憩どころか、パソコンから目を離すことすらほとんどできない

・普段は定時まで8時間会社に居るのが退屈なのに、繁忙期になると8時間では足りなすぎる

・休日まで潰さないといけないほどの仕事ボリューム

・休日でも18時までに切り上げようと上司に宣言までするも、実際は18時までだと時間が足りなすぎる

・時計の針よりも作業が頭の中のほとんどを占める

という状況でした。

 さらに、

【就活】建設コンサルタントはこんな業界(体験談)

書類が多い会社にはそのまま居てはならない、オワコンである理由

でも解説していますが、私が働いている建設コンサルタント業界は紙との戦いです。

 特に、納品する成果品は紙で作成しますが、その成果品を作成する際、数値や図面がほんの一部でも間違っていると、またパソコン上で書き直してプリントしなければなりません。

・チェック→プリント→チェック…の繰り返し

・手直しの分だけ仕事量が膨れ上がる

といった具合で、時計の針を忘れる事に拍車をかけていました。

ただし、残業代で大金を稼げる・・・!

 ただ、残業代をめちゃくちゃ稼ぐことができました・・・

 ビックリするほど稼ぐことができておりまして、

・新卒1年目なのに、基本給を含む額面で月に30万円を超える

・毎月払われる給料だけで、月額10万円を超えて貯金できる(ちなみに、これとは別にボーナスも全額貯金)

 特に月収30万円というと、自分が30代になってからもらえるというイメージでしたが、それが入社1年目にして30万円稼いでいるのが驚きでした。

 しかも、(生活費が安いのもありますが)年間で100万円超(あるいは200万円程度)貯金できたのが、かなり気持ち良かったです。

 このご時世でもあり、勤めていた会社がきちんと残業代を全額支払ってくれたのも、大金を稼ぐことができた一因ですね。

副業は意味ない、残業こそ最強の副業だ!(時給制の場合)

でもお伝えしている通り、下手な副業(アルバイト)するよりも残業の方が時給が高いですし、移動時間がないですからなおさら利益効率がいいです。

 残業こそ「高時給バイト」ですから。

最後に

 ということで、関連キーワードで「残業40時間 きつい」などと出てくるように、少なくとも私は身体がヘトヘトで毎日倦怠感がしましたし、プライベートも家事などを差し引くとほぼありませんでした。

 もちろん、新卒1年目で月に30万円稼げたのがビックリでしたし、それ以降も30万円稼ぎたいところでしたが、それよりも身体的にも精神的にもずっと長時間残業は無理です。

 ちなみに、先ほどの建設コンサルタントの話のように、昔ながらの業界だと長時間労働を美徳とする傾向があるので、「文化的に長時間労働になりやすい」ですね。

あわせて読みたい:残業40時間がずっとなのは甘えではなく辞めるべき職場な理由

 一応、先ほどの建設コンサルの場合は定時で帰ろうと思えば帰れる社風で、今回は繁忙期での話ですが、特に閑散期だと帰らせてくれる傾向が顕著でした。

 しかしながら矛盾するようですが、それでも「長時間労働をした方がなおよい」という雰囲気で、酷い場合だと、

「会社に居るだけでいいから毎日1時間は残れ」

と言われたこともありますね。

 ということで残業がとにかく嫌なのであれば、(例外もありますが)建設関係やメーカー、金融といった昔ながらの業界は避けた方がよいでしょう。

 ちなみに、昔ながらの業界を避けるとなるとIT・WEB業界のような新しい業界を狙っての会社探しになると思いますが、この手の業界だと特にスキル重視の傾向が強いわけですね。

 だからといって希望がないかというとそうではなくて、事前に副業レベルだけでもスキルを身につけるだけでかなり違います。

 より詳細な話は「昭和な会社が合わないならこうやって転職しろ!【20代+未経験】」でも詳しく解説していますが、要は無理してブラック企業に行ってでも業界経験を積む必要がなくて、副業レベルでも「経験」を積むことができるわけですね。

 それでは以上、残業が40時間を超えた時の実態の解説でした。

タイトルとURLをコピーしました