プライベートに干渉してくるような会社からは逃げるべき理由

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 「休みでも仕事のことだけ考えろ」と言われたり、飲み会やBBQに半強制的に連れていかれたりと、プライベートにやたら干渉してくる職場もそこそこ多いのではないでしょうか。

 私の場合だと、上司がやたら「結婚しろ、彼女作れ」とか「車を買え」などと、勧めるどころか口出しレベルで私の人生に干渉してきたことも。

 あるいは、他の社員のお花代まで徴収されたり、冠婚葬祭費のようなものを払わされそうになったりしたこともありました。

 まず結論からですが、そういうプライベートに干渉するような会社というのは居てはならないと言えます。

 何より、拘束時間ではない私生活にまで実質管理されているようなものですし、そうなると私生活のために仕事をしているのに、何だか矛盾しているのではないでしょうか。

 あるいは同調圧力がある傾向があり、特に飲み会とか冠婚葬祭のようなものの場合だと、表向きは自由でも実際に断ると仲間外れのような状態になる可能性もあるわけですね。

 もちろん会社の人間を家族だと思って働く分には困らないかもしれませんが、大半の場合は自分の生活のために仕事をしていると思いますから、豊かに生活するという意味ではプライベートに干渉するような職場だと本末転倒に近いです。

 そこで今回は、プライベートに干渉してくるような職場は辞めるべき理由、および次を探すためのポイントについて詳しく解説したいと思います。

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プライベートに干渉してくるような職場は辞めたほうがよい理由

実質的に私生活が管理されているようなもの

 まず、プライベートに干渉しているということは、実質的に私生活が管理されているようなものと言えますね。

 もし管理されていれば、本来は「仕事時間」なためその分の給料か手当が発生するはずです。

 ところが厄介なことに、この手の職場だと直接命令ではなく「自分の意志でやってもらう」ように仕向けてくることがほとんどですから、合法的(あるいは脱法的)にサビ残を強いられているようなものですね。

 例えば私がいた会社でも、飲み会に行くたびに上司にしつこく「家でも読書とか勉強をしたらどう?そうすれば会社で成功するよ」的なことを言われ続け、それも後日進捗まで聞かれたのですが、もちろん指示されているわけではなく、あくまで「勧めている」状態です。

 あるいは、同様に上司から仕事に関係する本を読むようしつこく勧められてきたのですが、「本を読むと労働時間になりますか?」と確認したところ、

「今は労基法が厳しいけどさぁ、本読むくらいで労働時間にするの??」

と逆ギレされたことも。

 というように、単に助言するだけというよりはしつこく勧めている時点で、それは他人の私生活を実質的に管理しているようなものと言えるでしょう。

 それも、直接命令するのではなく勧めるようにしてその行動をさせているので、その意味では(きちんと残業代が出る)残業を強いられるよりもタチが悪いです。

生活のために仕事という目的からズレてしまう

 プライベートに介入されるとなると、そもそも仕事は生活の充実のためにしているのに意味がなくなってしまいます。

 例えば上記の話のように、仕事の勉強をさせられることです。

 これがもし自分がどうしても取りたい資格の勉強であるならともかく、結局は他人から口出しされてやっている勉強なので、もはや個人的な趣味ではなく「作業」となっている状態です。

 となると、無理やり勉強している分だけ自由時間が圧迫されている状態となっているわけですから、結果的に私生活のためにはなっていません。

あわせて読みたい:「家で勉強してこい」と強要されるような職場には居てはならない理由

 あるいは他の社員へのお花代とか冠婚葬祭費で、もし家族とか親友に使うのであれば別ですが、職場の人の場合だとそこまで仲が良くないということもあると思うので、そうなると(言い方が悪いですが)無駄にお金を消し飛ばしていることになります。

 そうするとお花代等に関しても、やはりプライベートのためどころか結果的に単に仕事をしに来ているだけのような状態とも言えます。

口出しされた通りに動いても長続きしない

 そして、例えプライベートに口出しされたように動いても長続きはしません

 なぜなら、自分がやりたくてやったのではなく人から「○○しろ」と言われて動いているだけですから。

 となると、自分の趣味とか人生のためではなく「ただの作業」になってしまうものの報酬が払われるわけでもないですから、長続きするはずがありません。

 例えば私は、上司から「家の中だけじゃなくて外にも出ろよ」「家の周りを一回りするだけでもいいからさ?」としつこく言われたことがあります。(それも後日報告させられる)

 もちろん本当は家の中の方が好きなのですが、渋々一回りに無理やり出かけたところ、最初は1週間に1回のペースでできたのですが、だんだんと2週間に1回などと頻度が減っていき、最終的にはまた元に戻ってしまいました。

 一応気分転換にはなりましたが、時間が圧迫されるというデメリットの方が大きかったですね。

 あるいは、同様に「車を買え」としつこく勧められてきたものの、これも当時は家から職場やお店までの距離が自転車で十分だったことと車を持っても固定費が無駄にかかるだけだったので、いつまでもずるずる引き延ばしてきた結果車を持つことはありませんでした。

 ということを振り返っても、自分が望んでやっていることでない限り、誰かから口出しされて実行したとしても長続きはしないわけですね。

同調圧力が強い傾向がある

 あるいは、プライベートに干渉する会社というのは同調圧力が強い傾向もあるわけですね。

 どういうことかと言いますと、そもそも同調圧力が強いということは暗黙の了解も強いてくるということでもありますが、その暗黙の了解が仕事だけでなくプライベートにまで及んでいるわけですね。

 私の場合だと、例えば上司から「休日何する?」と聞かれたことが良くありますね。

 もちろん何でもいいではなく相手が気に入る回答を答えさせられますから、「家で動画を見たりゲームをしたりしています」とはとても言える状態ではなく、無理やり「外に出て遊びに行っています」的なことを言わされます。

 仮に正直に答えてしまうと、自分の私生活なのに文句を言われます。

 あるいは飲み会への参加の可否もありまして、社内に参加の可否を聞くための表が回されるのですが、確かに表向きは「不可」と回答はできるものの、ほとんどの社員が「出席」と回答していました。

 二次会についても大半の社員が参加していました。

 ちなみに本記事の前半でもお話ししましたが、こういう「暗黙の了解」とかいうものは、直接命令ではなく「自主的に」やらせるという現象につながるわけですね。

最後に:プライべートに介入する会社から抜け出す方法

 以上のことから、プライベートに干渉してくる会社というのからは転職した方が良いと言えます。

 それでは最後に次の会社に転職するためのポイントですが、結論からですが、古い業界(建設・不動産等)は避けた方がよいでしょう。

 実際に古い業界で複数社にわたって勤めてきて分かったことですが、どの会社でも例えば飲み会が断りにくい雰囲気だったり(それも社員が負担)、休日の休み方に関しても「もっと○○すべきだ」と口出ししてくることも多かったです。

 ですから、逆に言えばITやWEBのような新進気鋭の業界の仕事だけを狙ってみるのもありです。

 正確には、新進気鋭の業界ならプライベートに干渉しないかと言えば100%そうという意味ではなく、少なくとも古い業界であれば、業界全体で体質が古くなりやすいためほとんどの会社が私生活に口出ししてくるという考え方が正しいです。

 ただ、いずれにしても新進気鋭の業界に絞るだけでも、また昭和体質の会社に入ってしまうリスクを下げることができますので、ぜひとも試してみてはと思います。

 ちなみに、下記記事でもITやWEBなどの新進気鋭の業界に特化した転職サービスを紹介していますので、よければあわせて覗いてみて下さい。

 それでは、今回は以上です。

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