会社の理不尽が耐えられないなら耐えなくて良い件

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 これまで古き良き日系企業で働いてきて、

・もはや注意という範囲を超えて、上司に人格否定までされる

・「新人なんだから○○しろよ!」「男なら○○するべきだ!」

・上司の言っていることが毎回違う

など、本当に変な上司に出会ってきて毎日消耗してきましたが、新卒の頃は会社というのはそんなものかと思ってきました。

 しかしながら色んな会社を転々としてみたところ、実は“会社の理不尽”とやらに耐えてもメリットはないと分かりました

 むしろ、自分に合わないのであればできるだけすぐに環境を変えた方が良いですね。

 ネット上だと対処法について書かれていたりしますが、私の経験からすると、確かに表面的には“理不尽”と向き合うことはできるものの、実際はどんどんストレスが溜まっていきますので、それなら環境を変えた方が良いです。

 そこで今回は、どうして会社の理不尽に無理に耐える必要はないか、また記事の最後で理不尽の少ない会社を選ぶためのポイントについても解説したいと思います。

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会社の理不尽に耐えるのは実は当たり前ではない理由

実は「理不尽は当たり前」は押し付ける側の言葉

 「理不尽には耐えろ」と言ってきた人を色々と見てきましたが、ほとんどが押し付けてくる側自身が言っていました。

 私が見てきた限りだと、先輩や上司のような立場が強い、あるいは管理する立場の人間、かつ直接パワハラしてくるか、それがあるのを知っていながら放置している人間が多かったですね。

 私自身も冒頭のように、

・もはや注意という範囲を超えて、上司に人格否定までされる

・「新人なんだから○○しろよ!」「男なら○○するべきだ!」

・上司の言っていることが毎回違う

というようなものがありましたが、みんなパワハラ上司(あるいは再雇用社員)だったり上層部だったりしました。

 そしてこれの問題なのはパワハラの温床になることで、仮に会社で問題があったとしても、責任を全部被害者に丸投げしてしまうことですね。

 私自身も嫌がらせまがいのことを受けたことがあるので、そのことを会社の相談窓口とかもっと上の上司に相談したのですが、

「俺も昔は辛かったんだから我慢しろよ」

「組織で働く以上、それくらい耐えないとどこもやって行けないよ」

など、相談どころか逆に責められましたからね。

 と話が展開しましたが、「会社の理不尽は当たり前」と思い込みがちですが、理不尽を押し付けてくる側の言葉だと考えると、当たり前どころかおかしな話に見えるのではないでしょうか

「理不尽」に耐えるメリットがない場合が多い

 あとは、理不尽に耐えるのは一見すると美徳のような感じがしますが、実は会社の理不尽とやらに耐えるメリットがない事が多いです。

 何しろ、会社で働くのはお金を稼ぐためですよね、「理不尽に耐える」ことではないですよね?

 だったら、同じお金稼ぎなら少しでも気が楽な仕事をする方が合理的だろ?という話になります。

 百歩譲って昔の時代であれば、会社が多少理不尽だったとしても、メリットの方が何とか上回っていたでしょう。(年功序列等)

 昭和世代でバリバリ働いていた人の話を聞いてみると、昔は今でいう「パワハラ」とか「体罰」も普通にあったみたいです。

 しかしながら、当時はまだ日本が成長する時代だったので、多少会社の上司が変だったとしても、長く会社に居れば昇給などのインセンティブはありました。

 ところが令和の時代だと、サラリーマンの平均給与のグラフを何度も見てきたのであれば分かるかもしれませんが、給料が近年ずっとそのままですよね?

 逆に、昭和世代で現役だった人の話を聞いてみると、入社3年で主任になって月給も5万円上がったなんて話も聞きますし。

 それなのに、会社はそのまま理不尽となると割に合わない事この上ありませんので、もうダメだと判断したのであれば、むしろできるだけすぐに環境を変えた方が良いです。

 というより、「理不尽」に限らず自分にとって合わない環境なのであれば、同様にできるだけすぐに環境を変えた方が良いですね。

 嫌なことに耐える=偉いと考えがちですが、それは耐えるメリットが上回っている時の話であり、メリットがないのに耐えるのはそれこそ時間の無駄です。

全ての会社がそう、ではなく「理不尽」な会社には共通点がある

 「前の見出しで嫌なら辞めろ的な事を言ってたけど、どこだって理不尽なことがあるだろ?」と思ったかもしれませんが、実はどの会社でも、ではなく「理不尽」な会社には共通点があります。

 要は、その共通点がない会社に行くことができれば、「会社の理不尽」に悩まされる可能性をグンと下げることができるわけですね。

 では具体的にどんな環境だと理不尽が蔓延りやすいかですが、俗に言う「昭和体質」の会社がそうでして、それも昔の世代の社員が多い、特に上層部に昔の世代が多いと怪しいです。

 また、この記事の最後でも話しますが、建設やメーカーなどの古い業界だとこの傾向が強いです。

 私も今まで古い業界の会社を複数社にわたって勤めてきましたが、理不尽だった会社にはみな共通して、上層部に昔の世代の人が多いことが分かりました。

 前述のように昔の今でいう「パワハラ」が当たり前の時代を生きてきた世代であり、あくまで傾向ですが、当時の価値観をそのまま今の時代に持ってきているわけですね。

 ですから、「昔は辛かったから、お前も辛い目に遭え」的な考え方の人が多いと、いわゆる「理不尽」のある会社になりやすいです。

 ちなみに、私が新卒の時は「どの会社もそんなものかな」と思っていましたが、これまでの転職の経験とネット上にある体験談を照らし合わせてみると、特徴が一致しすぎてびっくりしましたし、やはりどの会社でもではなく、とある共通点があるんだなと感じました。

最後に:ただし、古い業界だと理不尽が横行しやすい

 という事で、会社での理不尽は実は耐える必要はなく、むしろそんな理不尽が横行している環境からは転職した方が良いと言えますね。

 ただ、環境を変えるために気を付けたいポイントがありまして、それは古い業界を避けた方が良いことです。

 古い業界とは、メーカーや不動産、建設など昔からある業界のことですが、先ほどのようにいわゆる「昭和体質」で昔の世代の人が多い会社が集まりやすいので、「会社の理不尽」も横行しやすくなります

 あとは、ルールとか慣習が出来上がっている業界で昔のままの考え方でも事業が上手くいってきている、というのもありますね。

 逆に言えば、ITやWEBのような新進気鋭の業界を狙うのをお勧めします。

 もちろん100%成功するとは言えませんが、新しく生まれた業界であり変化も激しいので、先ほどの古い業界とは逆に、昭和な理不尽な体質の会社が少なくなりやすいです。

 特に、今の若者の価値観に合う会社も見つかりやすくなりますので、まずはITやWEB等に絞って仕事を探してみるのをお勧めしますね。

 最後に、下記記事でもITやWEBのような新進気鋭の業界に特化した転職サービスを紹介しています。

 下記記事の転職サービスを使って転職してみることで、「会社って、理不尽なところばかりじゃないんだなぁ」と感じるようになると思いますし、基本的には求職者(仕事を探す側)にとっては使うのは無料ですから、ぜひとも検討してみてはいかがでしょうか。

 ということで、今回は以上です。

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