何らかのくだらないルールとか同調圧力が蔓延っている会社も多いのではないでしょうか。
例えば私の場合だと、「みんな残業で帰りにくい雰囲気の会社は逃げるべき理由」でも解説していますが、残業しないだけでサボり扱いされる職場にいましたし、他にも始業前に掃除をしないといけない、無給で終業後に掃除当番があるなど、色々な暗黙の了解に遭ってきました。
そして結論からですが、会社のくだらないルールへの根本的な対策は転職で環境を変えることだと言えます。
まず私自身も古い体質の会社ほど何らかの暗黙のしきたりがあると聞きますし、今まで3社に勤めてきましたが、やはり変なしきたりのあった会社にはみんな共通して古い企業体質が横行していました。
要するに、会社自体の文化の問題なので、そもそも環境自体を変えた方が良いからですね。
そこで今回は、これまで3社に転職してきた経験を基に、なぜ転職した方が良いのか、また具体的にどんな会社であれば選ぶべきかについて解説したいと思います。
くだらない社内ルールから抜け出すには転職が一番である理由
会社自体の文化の問題(企業体質が古い事)
何より、社内ルール云々の問題は会社自体の問題(企業体質の古さ)だからですね。個々人というより会社全体がそうなっています。
確かに、会社というのは構造的に閉鎖的になりやすいですから、それ自体は仕方ないかと思います。
ところが体質が古い会社ほどより閉鎖的な雰囲気があり、例えば暗黙の了解が顕著です。
少なくとも私の経験上はそうでして、古い体質の会社で複数社働いてきて分かったのですが、本当にどこも共通して付き合いで社内イベントに出ないといけない雰囲気がありましたので、本当に会社自体の問題だと感じました。
ちなみに、当時いた会社は何かの付き合いができてようやく「一般人」という雰囲気でして、就業時間外だろうと自由気ままな行動(もちろん法律違反や迷惑行為は除きます)をしたり、一人で好きなことをしたりしようものなら、めちゃくちゃ目立ってしまいます。
例えば、飲み会は事実上強制参加だったりしましたね。
しかも、その部署だけとかではなくて、会社全体として付き合いの社内イベントへの参加をしないといけない雰囲気でした。
ですから、特に収入だけでなく人間関係も重視する場合、謎のルールがある会社はまずお勧めできません。
「仕事が嫌」の根本原因でもある
よく検索結果などで「仕事辞めたい」などと出ますし、私自身も「仕事が嫌」という声を周りの人から聞いてきましたが、会社によくある謎ルールはこういう「仕事が嫌」の根本的な原因でもあるわけですね。
前述のように「付き合いの強要」が最も大きな要因でして、例えば飲み会にしても、自分が行きたくて行くならともかく、付き合いとして半ば強要されるとまた違いますよね?
私自身も付き合いの飲み会に行ったことがありますが、表向きは自由なものの実際はほぼ全員参加でしたし、二次会ですら大半の社員は参加していて日付が変わろうとも締めの挨拶をしないと帰れるような雰囲気ではありませんでした。
他のだとプライベートへの口出しまでありまして、上司からよく「旅行行け」とか「休みは外に出て遊べ」と言われてきましたが、それが単なるアドバイスという範囲を超えていてもはや「管理」でして、後日その上司に報告もさせられました。
ですから、無理やりにでも「外に出て遊んだ」のですが、1週間くらいで元に戻りました。
そして、どちらも共通するのは義務感でやっていたことであり「仕事のストレス」だったことでして、趣味というよりもはや「作業」です。
しかも、義務感だけでなく、職場から仲間外れになるかもしれないという気持ちも上乗せされますから、さらにストレスの原因になってしまうわけですね。
プライベートが侵食される
くだらないルールや暗黙の了解のある会社にいると、プライベートまでなくなります。
そもそも私生活を維持するために仕事をしているはずなのに、目的と手段が逆転してしまっているわけですね。
具体的にですが、私が知っている限り大きく分けて2つでして、一つは無駄な作業が発生して長時間労働になる、もう一つは付き合いで同じく自分の時間が無くなる、です。
私の場合だと、例えば先方にメールしてから電話というマナーがありました。
メール→電話というと見た感じは大したことがないように見えますが、これがどんどん積み重なっていくので、結果的に(無駄な)長時間残業にも繋がるわけですね。
そして後者ですが、先ほどのように飲み会やプライベートへの口出しですが、上述のように自分でやりたくてやっているわけではないので、もはや「自分の時間」ではなく「作業」です。
あとは、私自身は任されたことはないですが、飲み会の幹事やセッティングなんてやったら場合によっては土日が潰れたりしますからね(それも無給で)。
というような具合で、謎の暗黙のルールというのはプライベートまで侵食してしまうわけです。
最後に:ではどんな会社を選べばいいか?
ということで、謎のルールが蔓延っている会社からは抜け出すのが一番だと言えますね。
ではどんな会社に転職すればいいかですが、その一つが新進気鋭の業界(IT・WEB等)への転職でしょう。
正確には新しい業界に行ったらではなく、昔ながらの業界(不動産、建設等)であればどの会社も体質が古い傾向があるという考えの方が正しくて、口コミも見てみると例えばWEB業界の会社でも体育会系と書かれている会社も一定数はあります。
ですが、いずれにしても昔ながらの業界ではなくITやWEBなどの新進気鋭の業界に絞るだけでも、せっかく辞めたのにまた似たような会社に入ってしまう可能性を下げられます。
ちなみに、下記記事でも新進気鋭の業界に特化した転職サービスを紹介していますので、よければあわせて覗いてみて下さい。
そして転職のためのポイントですが、未経験でITやWEBなどの業界に転職する場合、まずは営業職から探し、同時に副業(プログラミング、ブログ等)を始めてみると良いでしょう。
まず、いきなりエンジニアとかは難しいですが、営業職であればどちらかというと人手がとにかく欲しい職種ですし、営業職→エンジニア(あるいはWEBマーケティング)という道も歩めます。(詳しくは上記記事を参照)
あとは、副業を始めてみることで、プログラミングならIT系、ブログならWEB系といった感じで、志望動機等でその業界に興味をもった理由を話すのに引き合いに出すことができます。
あるいは、正社員ではなくアルバイトや契約社員から始める方法もありますが、要は未経験で転職するのであれば何かしらの取っ掛かりが欲しいのですから、もし転職しようとするのであればぜひとも試してみて欲しいです。
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もちろんこの記事を書いている私自身が相談に乗りますし、個別でその人に合ったアドバイスが受けられますので、単にこの記事を読むよりもJTCで消耗しない人生に近づくでしょう。
それでは、今回は以上です。