特に上の偉い人達がおじさんばかりな職場に勤めている場合、我々若者のことをディスられたことも多いでしょう。
私もまさに「最近の若者は気が利かんねぇ~」と耳にタコができるくらい言われてきましたね。
それから職場ではなく家族の話ですが、過去に居た職場の上司があまりにも残業(それも「みんなやっているから」「男だから」という理由で)させてくるのでそのことを相談したところ、その家族が元昭和世代だったのか
「君は可愛げがないね」
と言われて
「は?」「何様のつもり?」
と思ったこともありますね。
こんな感じで、「最近の若者は・・・」「新人は可愛げがない」と言われてきたと思います。
そして結論からですが、「最近の若い奴は・・・」と言って来る職場はオワコンであり、そこからは転職すべきだと言えますね。
今と昔の時代はそもそも環境が違いますし、それにもかかわらず昔のままの考え方を持ってくる風潮がある証拠だからですね。
ですから今回は、「最近の若い奴は・・・」と言ってくる職場はどうして時代に合っておらず転職すべきか、また転職が上手くいくために気を付けたいポイントについて解説したいと思います。
「最近の若いやつは」等とうざい職場は時代に合っておらず転職すべき理由
そもそも今と昔とでは環境や常識が違う
大前提ですが、今と昔とでは環境とか常識が違います。
確かに昔の段階ではその考え方が合っていたかもしれませんが、今の令和時代だとまた別です。(しかも、今は変化が早いと言いますし)
逆に言うと、「最近の若者は・・・」と言いますが、令和の環境にいる“若者”と昔の環境にいる“若者”を混同してしまっているわけです。
一つ例を挙げますと、最近の若者はすぐ辞めるとか言いますが、これも諸説はありますが昔は年功序列が機能していてその会社にずっといるメリットがあったから辞めなかっただけで、今はそういう長く居るメリットがなくなったからですね。
「どっかのニュースやネット記事から聞いただろ?」と思いがちですが、実際に肌でも感じてきており、例えば私は現在の職場も含めて3社勤めてきていますが、どの職場も出世したところで役職手当がほんの少ししか付きませんでしたし、中には出世したら逆に給料が下がった人までいました。
もちろん、仕事量と責任はそのまま増えていましたし。
一方、私の家族の働き盛りだった頃(昭和当時)の話を聞いてみると、下記記事でも解説していますが、1年で1万円近くも昇給したこともあるくらいでしたし、長く居れば居るほど毎年の定期昇給があってお得とか言っていましたから、いかに現代と昔とでは違うかが肌で分かりました。
上からの理不尽に耐えたところでメリットがない
それから他に、「最近の若者は・・・」と言ってくる職場がオワコンと言えるのは、上の人による理不尽に耐えてもメリットがないからですね。
どういうことかですが、まず昔の時代は年功序列でその会社に居れば居るほどお得という状況でしたので、上層部の機嫌を伺っていてもいつかは出世+昇給できるというリターンがありました。(むしろ多少相手が理不尽でも上層部に気に入られないとメリットがない)
しかしながら今の時代だと、私の感覚的に年功序列の悪い所だけが残っているような状態です。
まず上層部の機嫌を取ったところで責任が増えるだけで昇給が少ししか見込めないですし、そのくせ逆に機嫌を取らないと干されるしということから、「最近の若者」達の心境として「仕事の責任だけ増えるくらいなら社内で浮いた方がマシだ」と開き直っている状態だと思います。
例えば職場でよく「最近の若い奴は我慢が足りない」などと言われますが、これも昔であれば、現代で言う「パワハラ」「理不尽」があったとしても“我慢”すれば昇給などのメリットの方が上回っていたものの、今はそんなのなんてないですからね。
もちろん、常識が変わって「パワハラ」に敏感になっているのもありますが、要は上の人による理不尽に耐えるメリットがなくなっているので、結果的に「我慢が足りなく」なっているとも言えます。
時代の変化に対応しようとしない会社である
何より、時代の変化に対応しようとしない会社である証拠とも言えます。
まず、「最近の若者は」と言ってきている時点で、上の世代の人たちは昔の考え方とか苦労を押し付けてきていることになりますし、会社というのは通常は上層部の方が決定権が強いので、上層部が昔の考え方を押し付けるということは、会社全体でもそういう文化であるわけですね。
私自身もこういう時代の変化に対応しない会社で複数社働いてきましたが、本当に何もかもアナログでしたね。
本当に色々ありましたので一部だけ紹介しますと、普通にFAXを使っていましたし、会社によってはこういうご時世にも関わらず断固としてリモートワークをしませんでした。(正確には、上層部だけリモートでしたが)
あとは何もかも紙ばかりでして、経費精算とか成果品納品も紙ベースでしたし、紙媒体での申請書や成果品を作成するためだけでめちゃくちゃ残業したこともありますね。
こういう感じであくまで業務のやり方だけ挙げてみただけですが、それでも私が過去にいた会社は事業規模的に現状維持みたいな感じでしたし、酷い場合だと人がどんどんいなくなったこともありますね。
もちろん、時代に対応しないからといって即座に潰れるとは言えませんが、それでも将来性からすれば時代に対応しない会社は怪しいです。
最後に:ではどんな環境に転職すれば良い?
という事で以上、「最近の若者は」と言われるような職場はどうして居てはならないかについて解説しました。
そして冒頭のように、「最近の若者は・・・」と言って来るような職場は、そもそも考え方が昔のままな証拠ですし転職すべきと言えますが、ただでさえ転職には手間暇がかかるわけですから、できるだけ少ない試行回数で成功させたいものです。
ネット上でも「こんな会社は辞めろ」とは言うものの、転職する際に具体的に何に気を遣えばいいかまで書いてある投稿はあまり見かけませんので、最後に次の環境を探すためのポイントについて解説したいと思います。
まず結論からですが、古い業界(建設、メーカー、金融等)は避けた方が良いですね。
というのも、まず古い業界というのは体質が古くなりやすくて考え方も昔のままになりやすく、それこそ「最近の若者は」と言われることも多々あるからです。
特に、ルールとか慣習が出来上がっているので、これまで昔からの考え方でも上手くいってきたからですね。
私自身も、「最近の若者は・・・」と言ってきたり昭和体質だったりした会社で複数社働いてきたのですが、どこも共通して古い業界(この場合は建設コンサルタント)でした。
ですから逆に言うと、ITとかWEBのような新進気鋭な業界に絞って仕事を探すのも選択肢の一つです。
もちろん、新進気鋭の業界でも中には昭和体質の会社もある可能性はありますが、それでも全体として(少なくとも現時点で)発展途上な業界ですから、新進気鋭の業界に絞るだけでも新しい体質の会社に出会える可能性は大きくなりますのでぜひとも試してみたいものです。
最後に、下記記事でもITやWEBのような新進気鋭の業界に絞った転職媒体を紹介していますので、良ければ併せて読んでみて下さい。
という事で、今回は以上です。