転職等で、営業職だけは絶対に嫌だということも多いかと思います。
特に、飛び込み営業が特に絶対やりたくないということが多いかと思います。
そして求人を見ると、明らかに「営業職」とか「新規営業」といった感じで明記されていればともかく、「提案」などと濁した表現の文言もそこそこ多く見かけるため、騙されて営業職に入ってしまうのではないかと心配になるのではないでしょうか。
そこで今回は、「営業職だけは嫌」「特に飛び込み営業だけは嫌」という方のために、求人とか面接で見分ける方法について紹介したいと思います。
私も飛び込み営業職に騙されて入りかけたことがありますが、同じ会社の求人を複数件もよく読み込んでみると共通点がありましたし、その共通点を見つけたおかげで見破ることができましたから。
ですから今回は、私の実際の転職経験を基に、営業職かどうかを見分けるポイントについて解説していきたいと思います。
営業だけはやりたくない、営業職を見分けるためのポイントはこれ
「その地域を開拓しようとしていて、それに携わって欲しい」と言われていないかどうか
まずは面接か求人で、「その地域を開拓しようとしているので、それに携わるのが職務内容」と言われていると怪しいです。
それも、新規営業か飛び込み営業の可能性があります。
当然ながら、開拓しようとしている地域の顧客に「新規に営業」しなければ開拓も何もありませんから。
ちなみに私が面接官からこの言葉を言われたことがありますが、面接の過程で新規営業と分かりました。(というより、面接官自身も明確に「営業の仕事」と言っていましたが)
しかもその応募先は、事務所(ただし本社ではなく支店)がなんとアパートの一室でしたし、見聞きする限り、アパートの一室である事務所はあくまで一時的で、これから別の地域を開拓しようとする気が満々でしたから。
もちろん、もしかしたら営業事務への配属など営業職自体はやらないかもしれませんが、それでも別の地域の開拓に携わると言われる以上、新規営業に配属されてしまう可能性は否めません。
給料の最高値が異常に高いと危ない
次は、給料の最高値が異様に高すぎるのも怪しいですね。
これは歩合か何かで最高値が高くなっている可能性があるから。
営業職だと歩合かインセンティブが付く場合が多いでしょうから、そりゃ沢山稼ぐ社員がいれば数字も大きくなるよね?という話です。
逆に言えば、営業が嫌いな人であれば稼げる数字も僅か、ということが読み取れます。
というより、営業職云々に限らず異様に好待遇に見える時点で、大体何らかの理由がありますが。
それこそみなし残業か何かで給料を水増ししていたり・・・
一応、気になるようであれば、ハローワークか面接の逆質問で聞いてみるとよいですね。
「この給料はやや高すぎると思いますが」というような感じで。
例えば、「その時はたまたま業績が良かったから給料も高かった」と言われた場合、まず歩合制の仕事が疑われますし、それも職務内容が運転手系(トラック運転手、タクシー運転手等)ではない、あるいは求人に「販売」「提案」といった文言があった場合(後述参照)、大体は営業職が疑われます。
しかも私の経験上、歩合制の求人についてはルート営業ではなく新規営業の方が多いですから、給料の最高値が異様に高いというのは、なお怪しいです。
求人の「販売」「提案」といった文言に注意
あとは、求人に「販売」とか「提案」といった文言があると怪しいです。
「販売」については読んで字のごとく「売ること」ですが、「提案」については一瞬見ただけでは分かりにくいものの、やはり「これ買って」と提案=売り込みという意味(が大半)です。
あと、見出しに書かれていませんでしたが「コンサルティング」といった文言にも注意で、即座に営業という意味ではないですが、私の経験上遠回しに「営業職」を指している場合も多くありますから。
実際に求人の本文をよく読み込むか、同じ会社の求人を複数見比べてみると分かるかもしれませんが、思いっきり「営業職」と書かれているか営業職と読み取れるような内容の文言が見つかる場合が多いですから、もし気になるようであれば試してみるとよいです。
ちなみに、少なくとも私の経験上では、求人の職種欄に「販売」や「提案」、「コンサルティング」といった文字が入っている場合、ほとんど営業職の求人でしたから。
ですから、遠回しに「営業職」と書いてあるような求人中の文言があると、中身を読み込むなど注意が必要です。
不明な場合、面接でも「営業ですか」と確認
もし求人とか会社のHPを読み込んでも分からないようであれば、いっそのこと面接で
「これは営業職ということでよいでしょうか?」
と聞いてみた方がよいでしょう。
何しろ企業側本人に聞いた方が一番確実ですから。(もちろん、調べて分かる事は事前に調べるのは大前提として)
場合によっては、企業側がわざと分かりにくいような言葉(それこそ前述の「提案」等)を使っている場合も考えられます。
特に、まず新規営業となると大半の場合は誰もやりたがらないでしょうし、ストレートで「新規営業職」と書くと誰も集まらない恐れもありますから、そういう場合にわざと遠回しに書いていることもあり得ます。
これは職務内容云々に限らず、どんな場合でも求人等を読んでも不明な場合、面接でも聞いてみたほうがよいです。
一応私もやってみたところ、嫌な顔をされませんでした。
職種とは関係なくて恐縮ですが、過去に面接の逆質問で
「このボーナスがやや高すぎますが、何かありますか?」
というような確認をしてみたところ、嫌な顔はせずに普通に答えてくれましたから。
おまけとして逆質問のネタにもなって一石二鳥という意味でも、調べても分からない点の確認は積極的にした方がよいでしょう。
最後に:それでもダメなら転職を
ということで、営業職を見分ける方法は以上のような感じとなりますが、それでも入社前での確認である以上、限界はあるかもしれません。
もちろんある程度見分けることはできますが、入ってみないと分からないこともそこそこ多いと思います。
入社してみたらそれでもダメだった場合、転職を検討することをお勧めします。
もちろん、後から営業職だと発覚したからといって、即座に何でもかんでもブラック労働に当たってしまうわけではないですが、特にノルマが異常に厳しかったり無理な飛び込み営業をさせてくるようであれば、やはり年齢が若いうちに転職を検討したほうがよいです。
ただそれでも、そういう転職する際に次に同じような思いをしないためという意味でも、今回紹介した見分け方は、少なくともある程度は役立つかと思います。
最後に一つアドバイスですが、仕事を探すときに使う求人媒体は、できれば転職エージェントの方が良いです。
というのも、まず一つですがホワイトな待遇の求人に出会いやすくなるからでして、私も使ってみて分かったのですが、むしろショボそうな会社を見つける方が難しかったです。
どうしてホワイトな待遇の会社に出会いやすいかですが、民間の求人媒体ですので求人を出すのに手数料がかかるのですが(私たち求職者にとっては無料です)、逆に手数料が払えるくらいしっかりした企業が集まりやすいからですね。
そしてもう一つですが、手厚い転職サポートが付いているので、その分転職活動が上手く行きやすい上、転職活動に伴う不安も一気に和らぎやすいです。
どう手厚いかですが、これも私が使ってみて分かったことですが、今の経歴やスキルからしてどう対策すれば良いかを細かくアドバイスしてくれますし、応募書類の添削や面接対策もありまして、例えば自分の悪い癖を教えてくれるなど、やはり懇切丁寧です。
しかも、このサポートも含めて無料で使うことができますから、仕事を探すときはできるだけ転職エ
それでは、今回は以上です。