サイレントお祈りはそれだけ失礼な企業であり、実は落とされてラッキーな理由

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転職等ノウハウ
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 転職活動とかで、受けていた会社からお祈りメールが来るとムカつきがちですが、サイレントお祈りだと尚更ムカつきがちです。

 ちなみに私自身も、1社とか2社ではなくて何社もサイレントお祈りしてくる会社に遭遇してきましたから、意外と珍しくなさそうです。

 ちなみにサイレントお祈りというのは、不合格者に対して何も連絡しないままにすることを指します。

 もちろんあらかじめ「合格者にのみ通知する」としている場合は除きますが、せっかく合否連絡を楽しみにしていたのに結局何も来ないのは精神的に尚更きついです。

 しかしながらよく考えてみると、実はむしろ落とされてラッキーだったりします。

 というのも、応募者という初対面の人に対して失礼な事をやっているわけですから、入社したらもっと酷い可能性があるからですね。

 となると、入社前にヤバそうな会社を見分けられたという意味、あるいは内定を断る手間が省けたという意味では、実は落とされて良かったりします。

 ということで今回は、サイレントお祈りは実はラッキーと言える理由について解説していきたいと思います。

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サイレントお祈りはそれだけひどい会社の証拠で、むしろ落とされてラッキーな理由

それだけヤバい会社な証拠

 一番の理由ですが、サイレントお祈りしてくるということは、それだけヤバい会社である証拠ですね。(ただし、先方があらかじめ「合格者のみ結果を通知する」と連絡している場合は除きます)

 もちろん全部がヤバい会社とは言えませんが、大抵の場合は氷山の一角と似ていてその特徴の一部が見え隠れしているようなものですから、実際に入社してみるともっといい加減な扱いをしてくる可能性があるわけです。

 そもそもですが、(応募者とは言え)雇っているわけでもないし何より初対面にもかかわらず、サイレントお祈りとか失礼なことをするのか?という話です。

 しかしながら、応募の段階で失礼なことをしてくるということは、入社してからもブラックだったり、あるいは人事や労務がめちゃくちゃだったりする可能性も考えられます。

 というような感じで、要するにヤバそうな会社を事前に見分けることが出来ていることにもなりますが、それでもお祈りはお祈りですしメンタルがやられることもあると思います。

 ですが、これもむしろラッキーと考えた方がよいですね。

 どうしてラッキーかですが、本来はヤバそうな会社を自分で断らないといけないところ、逆に相手から断ってくれているからです。

 特に、後述でも話しますが、内定を断るというのは気持ち的にめちゃくちゃハードルが高いですからね。

内定を断らなくてよい

 他にも、サイレントお祈りされたということは、自分から内定を断らなくてもいいということですね。

 特に、内定を断るというのは心理的にめちゃくちゃハードルが高いです。

 まず「せっかく内定を出してくれたのに、辞退するのはどうかなぁ?」と感じてしまいがちですし、特に何社も不合格になっている場合だと、「この会社を逃したらもうチャンスはない!!」というような感じで、尚更ハードルが高くなります。

 私自身も内定を断った事がありますが、「チャンスはここしかないのに断るのかよ・・・」という気持ちでいっぱいでしたし、辞退の連絡を入れた時も相手の返事が嫌そうな感じでしたから、内定を断った日は一日中落ち込んだこともあります。

 しかしながら、サイレントお祈りにしろ相手から断ってくれれば、上記のように落ち込んだりする必要がなくなるわけです。

 話が逸れますが、転職活動をする目的は入社そのものではなくて入社した後うまくやっていけるかどうかです。

 しかしながら、特にどこも不合格だった期間が続くと、面接や会社見学などで違和感を感じる会社だろうと、内定が出た瞬間に入社してしまいがちです。

 そうやって焦ってダメな会社に入って結局すぐに辞める羽目になるのですが(私自身がそうでした)、サイレントお祈りというのは、そういう見るからに違和感を感じる会社をある意味自動的に避けていることにもなります。

 したがって、焦ってダメな会社に入社しなくて済んだという意味でも、むしろ落とされてラッキーということが言えますね。

入社自体ではなくその後が問題

 最後に、前述でもお話ししましたが、入社そのものではなく入社してから上手くやっていけるかどうかが問題ですね。

 サイレントお祈りとか失礼なことをしてくる会社に仮に入社できたとしても、先ほどお話ししたようにヤバい会社の可能性があるのですから、結局すぐ辞めてしまうリスクもあります。

 しかも、結局すぐ辞めてしまうと短期離職したという事実も残り、経歴に傷が付いてしまいます。

 経歴に傷が付いたことだけでもう就職できなくなるとは言えませんが、それでもそれなりに影響がありまして、私も今回を含めて2回短期離職してきていますが、面接を受けるたびに

「これ2回もすぐに辞めてるし、働いてる期間が短いじゃん?」

「ウチでも長く働いてもらわないと困るんだよね」

と指摘されました。

 一応、当時受けていた会社は設計会社で、前職でCADを使っていたという経験が生きたのか何とか内定が出たこともありましたが、少なくとも経歴だけを見ればやはり1回も会社を辞めたことがない方が良いです。

 しかも、経歴の傷だけでなく年齢も無駄に重ねる羽目にもなってしまうので、そう考えるとすぐ辞めてしまうくらいなら最初からその会社に入らなければ良かったという話になりますね。

 ところが、見るからにヤバそうな会社だったものの相手からお断りしてくれるということは、経歴の面から考えてもむしろラッキーだということが言えます。

最後に:サイレントお祈りしてくる会社より、他のまともな会社の選考を受けるべき

 ということで、サイレントお祈りしてくる企業はどうしてそれだけ失礼な企業と言えるのかについて解説していきました。

 お祈りはお祈りですから正直ムッとしがちですが、逆に考えると経歴に傷を付けたり無駄に年を重ねたりしなくて済みますので、その分選考で不利になる事はありません。

 別の意味ではチャンスでもありますから、このチャンスをもっとまともな会社を探すのに使いたいですね。

 最後に、会社を探すためのヒントを一つだけ紹介しますと、会社規模がある程度はあった方が良いですね。

 というのも私の経験上、どちらかというとその地域にしか事業所がないなど小さい会社の方が、サイレントお祈りする傾向がありましたから。

 そしてある程度の規模のある会社の探し方ですが、これも一つ紹介しますと、できるだけ転職エージェントを使った方が良いですね。

 まず民間の求人媒体ですのでハローワークと違って掲載料がかかりますから、逆に言えば掲載料が払えるだけの規模の会社が集まりやすいからですね。

 これは私が使ってみて分かったことですが、ショボそうな会社を見つける方が難しかったですね。

 それ以外にも、今の状況で転職できそうか、あるいはどうすれば転職しやすくなるかについてアドバイスしてくれますし面接対策等もやってくれますから、その分転職活動も上手く行きやすいです。(実際に私が使ってみてそうでした)

 と話が長くなってしまいましたが、要するに

・ある程度の規模の会社を探す

・求人媒体はできれば転職エージェントを使う

というのをやってみるのも良いですね。

 ということで、今回は以上です。

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