好きでも無い他人に媚を売りたくない、そもそも職場で集団生活するのがバカバカしいと感じたことも多いでしょうね。
私自身も自称組織に向いてないタイプでして、今まで計5社を転々とし且つどれも1年程度かそれ以下で辞めてしまっている経験が物語っています。
一応どれもそこまでブラックではなかったものの、何だかいまいちですし、辞めたくなってしまいますよね。
そこでよく分析してみたところ、
・理不尽がとにかく苦痛
・無駄が嫌い
・他人に媚を売るのが苦痛
・上下関係が嫌い
・ルールに縛られるのが嫌
だと組織に向いていない人の特徴だと分かりました。
そして今まで5社を転々とした経験を振り返ってみると、企業体質が古い会社ほどゴリゴリの集団生活であり、上記で挙げた特徴の人には徹底して向いていないと分かりました。
ではどうすればいいかですが、ITやWEBなどの逆に企業文化が進みやすい業界(デジタル業界)をお勧めします。
もちろん独立が一番なのですが恐らく気持ち的に実行しにくいと思いますが、ITやWEBなどのデジタル業界であれば比較的色々柔軟だったりしますので、最低でもこの手の業界に就けば、例え組織に向いていないと思う人でも合うのではないかと思います。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
という事で今回は、組織に向いていない人の特徴5選と、その場合どう生きていけば良いかについて解説したいと思います。
組織に向いてない人の特徴5選
集団生活が苦痛
まずは、集団生活が苦痛と感じる人ですね。
例えば、仕事以外の時間になるとつい一人になってしまう、好きでもない社内イベントには参加しないのがそうですね。
要は、好きでもない他人と無理やり会話するのが苦痛、同調圧力をバカバカしいと感じることがそうです。
私自身も今までの行動を振り返ってみたのですが、やはり上司とかお客さんと世間話するのも業務中だけで、昼休み中やプライベートはネットで記事や動画を見ていますからね。
もちろん、飲み会も付き合いで行きますし、そもそも断ることも多いです(笑)
上司や他の社員に「陰キャだね」「会社員に向いてないね」と言われるくらい集団生活に向きません。
というか、初対面どころか知っている人とか家族と会話するのすらパワーを使いますからね。
逆に、リモートワークだった時や一人で仕事する時、同じコミュニケーションでもメッセージでやり取りする時だと本当に天国でしたので、徹底した組織に向いてないタイプだと確信しました。
理不尽な人の機嫌まで伺うのが苦痛
次は、理不尽な人の機嫌まで伺うのがとにかく苦痛な場合です。
世の中には、指導というより人格否定な怒られ方、ただ権力を振りかざすだけの上司も多くいますよね。
私もまさにそういう人に出会ってきていまして、例えば「なんで?」→「またそれかよ」「言い訳するな」など、もはや注意というより怒るの自体が目的の上司もいましたし、管理職であるのを良いことに部下をいじめる上司もいました。
にもかかわらず会社に居る限り、下手に反抗しても社内で浮くか最悪クビになるだけでしょうから、こういう人たちのいう事も「はいはい」と聞かないといけないわけですね。
ところが、「こんな奴らと仲良くなるの?バッカみたい」と考える、ある意味で正常な思考の持ち主だと、組織には向かないわけです。
何しろ、上記みたいに変な奴らの顔色まで窺わないといけないですからね。
無駄が嫌い
3つ目は、無駄が嫌いなことです。
例えば、何でも紙やハンコばかりなこと、細かい言い回し等にやたらこだわることがそうですね。
私自身も、かつて建設コンサルタントにいましたが、納品する成果物を作るためだけに何百枚も紙を使っていましたし、成果物の出力のためだけに半日くらい使っていましたからね。
あと他にも、研修の感想文を提出するだけで上司の印鑑が必要だったこともありまして、それもコアな部分ではなく、文の量が足りないという理由で何度も再提出させられたこともあります。
しかもこれも組織で働く以上、無駄が蔓延っていようと、会社のルールに従わないといけないわけです。
私自身も上記のような経験を何度もしてきて、「もっとコアな部分に目を向けろよ」と思ってきましたが、これも「こういう業務のやり方の方が良いと思います」と提案したところで、会社がその通りにするか?という話です。
という感じで、組織に蔓延っている無駄をどうしても受け入れられない場合も、組織に向いていないタイプだと言えます。
上下関係が嫌い
4つ目は、上下関係が嫌いなことです。
具体的には、役職や年が違うだけで下に見られる、「新人(若手)だから雑用すべき」という雰囲気、それから上記と被りますが理不尽な人だろうと機嫌を取らないといけないことですね。
これは多分人によるもので、役職や年が相手の方が上だから、多少下に見られてもしょうがないという考えもありそうですが、少なくとも私はそうではないですね。
というか、個人的には役職や年齢なんてあくまでその人の役割やステータスみたいなものだと考えていますし、なんで新人や若手という理由で扱いが変わるかが謎です。
百歩譲ってタメ口を使うのは許せますが、例えば新人や若手は電話応対をしないといけないというのが本当に謎でしたね。
しかも、これも組織で働く以上は付きまとってくる問題ですから、こういう上下関係が絡む問題をバカバカしいと感じるのも組織に向いていないタイプです。
ルールに縛られるのが嫌
最後は、ルールに縛られるのが嫌なことです。
言うまでもないですが、組織というのはルールがあるからで、属する以上はそのルールに逆らえないからですね。
細かいのだと、毎朝〇時に出社しないといけないだとか、リモートワークが認められないというのがあります。
あとは上記のような明確なルール以外にも、飲み会には参加しないといけない、新人は雑用しないといけないという感じの、暗黙の了解もあります。
これも、全部自分の裁量で、というのがストレスな人もいるかもしれませんが、がんじがらめなのが嫌、あるいはルール自体が嫌いと感じる場合だと、(私も含めて)組織に向かないです。
ちなみに今まで計5社に勤めてきましたが、例えばリモートワークでも馴染みそうな仕事なのにわざわざ出社させていた会社もありましたし、飲み会では上司のグラスが空になったら注がないといけないとしている会社もありましたからね。
最後に:組織に向かない人は、IT・WEB業界に就く事
ということで、組織に向かない会社の特徴について解説しましたが、最後に組織に向かない人はどうやって生きて行けばいいかについても解説したいと思います。
結論から言えば、ITやWEBなどのデジタル業界をお勧めします。
本当は独立するのが一番ですが、「そんな簡単に上手くいったら、会社員なんかやってないよ」「仮に上手くいったとしても途中でこけたらどうする!」という声もありそうです。
よって、最低でもやって欲しいのがデジタル業界に行くことですね。
要は俗に言う「昭和体質」になりにくいので、同じ会社員でもいわゆる「集団生活」ではない生活に近づくことができます。
ちなみに私も、過去にプラットフォーム事業を始めようとしているベンチャー企業にいたことがありますが(入社ではなく研修段階)、今回紹介した特徴とは本当に真逆に近かったですね。
もちろん会社員なので勤務時間等は決まっていたのですが、それ以外だといわゆる「理不尽」な上司がいなかったですし、「新人は○○すべき」など変なしきたりが無かったです。
本当は他にもありすぎて書ききれないのですが、個人的には人間関係のフラットさが特に大きくて、意外だったのが上司が部下に敬語を使う事すらあったことですね。
一応研修段階で辞めてしまったのは、入社してから客先常駐の会社だと発覚したからなのですが、それさえなければ本当に文句なしの会社でしたね。
他にも、転職活動でもデジタル業界の会社を何社も見てきましたが、例えばリモートワークでない会社の方が見つからなかったですから、物理的に他人と一緒にいるのが嫌、という場合でもデジタル業界は向いているでしょう。
ということで以上の経験から、組織に向いていないと感じるのであればデジタル業界を狙ってみるのを強くお勧めします。
この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。
昭和な会社だとゴリゴリの集団生活になるので避けること
逆に言うと、いわゆる「昭和な会社」だとがっつり集団生活になってしまうので避けた方が良いです。
今回紹介した特徴に思いっきり当てはまってしまうんですよね。
私自身も、上記のベンチャー企業も含めて今まで5社を経験しているのですが、やはり企業体質が古い会社ほど、いわゆる「理不尽」な上司もいましたし、その理不尽な上司だろうと機嫌を伺わないといけない文化でしたからね。
しかも、「新人は雑用しないといけない」という雰囲気もありましたし、何でも紙ばっかりでしたからね。
というか、今回紹介した組織に向かない人の特徴も、上記の転職経験を基に書いています。
では具体的にどんな会社だと昭和体質になりやすいかですが、建設とか不動産のように昔からある業界がそうですね。
私自身も、先ほどのプラットフォーム事業のベンチャー企業以外に今まで建設コンサルタント、専門商社、そして物品のレンタル業を経験していますが、ベンチャー企業を除いて全て古い体質でしたからね。
したがって組織に向かないと感じるのであれば、体質が古い会社は避け、具体的には建設などの昔からある業界を避けた方が良いと言えますね。
それでは、今回は以上です。