体育会系な企業が嫌いな人必見!嫌いになる理由と心理【対処法も】

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 私も含めて、

・体育会系の職場がくだらない・うざい

・体育会系なんか時代遅れだ

という人も多いのではないでしょうか。

 私も今まで建設コンサルタント、商社、大企業などと計5社くらいに転職してきましたが、体育会系の会社だとどこもまるで学校みたいな感じでしたし、結局どこも長くて1年程度で辞めてしまいました。

 後ほど解説しますが、何より上下関係が強いのが個人的に居心地悪かったですね。

 ネットでもリアルでも「会社が嫌い」「仕事がきつい」という不満をよく耳にしますが、それらの不満の一つが体育会系の社風かと思います。

 厳密には、体育会系=ブラック企業というわけではなく文化の問題ですが、いずれにしても嫌いな時点で働かない方が良い会社と言えますね。

 じゃあどんな会社に行けばいいかですが、ITやWEBなどデジタル業界の会社であれば、人間関係がフラットになりやすいので(例外はありますが)体育会系ではなくなります。

 ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。

 そこで今回は、私の実体験をもとに体育会系の会社が嫌いになりがちな理由、それから体育会系でない会社を探す方法について詳しく解説していきたいと思います。

 ただ、いきなり辞めろ!と言ってもまだハードルが高すぎかもしれないですので、転職せずとも体育会系だったとしても毎日を楽にする対処法についても解説したいと思います。

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体育会系を嫌いになる理由と心理【6選】

上下関係が激しい

 私が体育会系の職場にいて何より目立ったのが上下関係の激しさですね。

 要は、上司(先輩)は絶対、部下(後輩)を下に見る雰囲気があるということですね。

 まず目立ったのは部下に「お前」と呼ぶことで、私がいた職場だと年代が上であるほどお前呼ばわりする傾向が強かったです。

 それ以外だとことで、これも私がいた職場の場合、新人という理由で電話応対をやらされましたし、始業前に掃除をさせられそうになったこともあります。

 もちろん、上下関係が強いからといって何でもブラックとは言えませんが、それでも私を含めてきつい人にとってはきつい社風です。

苦労している=偉いという雰囲気

 あと体育会系だと、苦労している=偉いという雰囲気もあります。

 ネットで調べてみると「体育会系は結果が全てである雰囲気」という話もありましたが、私の場合だとどちらかと言うと、ダラダラでもいいから残業している=頑張っているという雰囲気でした。

 もちろん体育会系だろうと結果を出すに越したことはないですが、私がいた職場だと、上記で話したように仕事を定時まできちんと終わらせていようと、定時で帰ろうとすると文句言われていましたからね。

大声での挨拶・返事をさせられる

 これは私の職場でも結構ありまして、挨拶や返事をするとき、とにかく大きな声を出すことを重視されます。

 普通に、はいと返事すると「声が小さい!」と言われますし、挨拶する時も「もっと大きい声出せ」って言われます。

 これのきついのが、自分では結構ハキハキ返事したつもりでも、「声が小さい!」とやり直しさせられ、「もうこれで十分では?」「もはやちょっとうるさいくらいだし」と思えるくらい大声を出させられることですね。

付き合いのイベントに行かされる

 これは多分経験してきたかと思いますが、他の会社でも飲み会などの社内イベントに付き合いで行かされることがありますが、体育会系だともっと付き合いを強要されます。

 私がいた職場だと、当時は新型ウイルスでたまたま飲み会にあまり行けなかった状態でしたが、それでも「皆行ってるし、社内イベントに行った方が良い」という雰囲気でした。

 実際に、社員のほぼ全員がイベントへの参加に申し込んでいましたからね。

新人や若手に雑用を押し付ける

 体育会系の職場だと、新人とか若手によく雑用を押し付けます。

 私の職場でも多々あったのですが、例えば新人だからということで電話応対をよくやらされましたし、会議の時に議事録作成もさせられましたね。

 それからアルバイトで働いていたところですが、出勤前と退勤後の戸締り、それから朝のゴミ出しもやらされましたね。(無給)

新人や若手に「気を利かせる」のを求めてくる

 最後ですが、私がいた体育会系の職場だと新人や若手に「気を利かせる」のを求めてくるのもありました。

 さっきの雑用の話と似ていますが、朝に出社したら、なぜか始業時間前に掃除をしないといけない(無給)のもありましたし、それも言われずにやらないと「朝に掃除しないとか気が利かんな!」と言われましたからね。

 あとは飲み会とかで、上司のグラスが空になったら注がないといけないなどがありました。

 要は、体育会系だとこういう上の人間の機嫌を取らないといけない・滅私奉公して気を利かせないといけないというのがあります。

体育会系の企業の特徴【3選】

昔の年代の人が多い

 冒頭のように今まで5社以上の会社を経験しましたが、まず共通していたのが昔の世代の人が多かったことです。

 40代とか50代、60代の社員が圧倒的に多かったですし、逆に若い人が多い会社(年齢が、高くて30代)も経験したことがあるのですが全然体育会系ではなかったですし、まるで別世界に飛ばされたような感じでしたからね。

 もちろん、昔の世代が多かった体育会系の会社の中にも若い人はいましたが、その若い人たちはやはり昔の世代とは全然価値観が違っていましたし、ゴリゴリの体育会系とはまるで正反対でした。

プライベートを犠牲にさせられる、付き合いを強いられる

 それ以外で、私がいた職場だと苦労を美徳とする・休むのはサボりという雰囲気でプライベートを犠牲にする=偉いという雰囲気がありましたね。

 いわゆる「根性論」に近いです。

 まず代表的なのが長時間労働が偉いという雰囲気でして、私がいた職場だと例え仕事がきちんと終わったとしても定時で帰ろうものなら「なんで帰るの?」と言われました。

 酷いのだと、「会社に居るだけでもいいから残業して」「男は残業するものだ」と言われたこともありますね。

 それ以外だと、付き合いを強いられることもありますね。代表的なのが、付き合いの社内イベントがあります。

 私自身がいた会社だと、上記のように飲み会に行った方が良いという雰囲気で、しかも二次会まで断りにくい雰囲気であり、断ろうものならかなり浮いてしまっていました。

厳しく教育しようとする

 最後ですが、体育会系だと厳しく教育しようとする傾向がありますね。

 もちろん体育会系だからといってブラック企業とは限りませんし、実際に私自身も世間一般でいう「ホワイト企業」にいましたが、厳しく教育するという構造からしてパワハラが起きやすいです。

 それから、上下関係もきつくて上からの圧力が強くなりがちですから、大声で怒鳴るとか相手にきつく当たるというようなことが起きやすいです。

 私がいた職場だと、「怒鳴れば育つんだよ」と言っていた再雇用社員がいましたね。

 当時は60代で特に体育会系気質で、仕事中は何かするたびに大声で罵倒していました。本当に、ミスどころか普通に作業しているだけで変な罵声を浴びせてきましたからね。

 他にもヤクザみたいな上司もいまして、こちらはさっきの再雇用社員よりもゴリゴリの体育会系でして、怒鳴るのはもちろん酷い場合だと蹴ってくることすらありました。

 ちなみにこれを後日総務部に相談したら、「さすがにやばいなそれ・・・」という感じでドン引きされたこともあります。

 というような感じで、体育会系の職場だと結果的にパワハラも起きやすくなってしまいます

体育会系が嫌いな人がすべき対処法

所詮は会社は金稼ぎの場だと割り切る

 こんな感じで体育会系が嫌いになる理由と体育会系の特徴について解説しましたが、これだけだと愚痴になってしまいますので対処法についても解説します。

 まずは、会社は所詮金稼ぎの場だと割り切ることですね。

 そもそも何のために仕事しているの?生活のためでしょ?という話ですし、上司に媚へつらって出世して地位を高くするのは目的ではないはずです。

 もちろん人間関係が良くなるに越したことはないですが、出世とかに興味がないのであれば、自己犠牲してまで会社に忠誠を誓う必要はないと思いますね。

 私自身も前からずっと、なんでいつも出世とか気にしているの?と思いますし、滅私奉公しないとまるで自分の人生まで狂うみたいに感じているのが不思議でしょうがないです。

 その出世や滅私奉公で給料が増えるならともかく、今の時代だとあまり給料が変わらず旨味がないですからね。

適度に仕事から手を抜いてみる【転職せずとも毎日が楽になる】

 ちなみに具体的な方法ですが、仕事から適度に手を抜いてみることです。

 これは多分、体育会系とかではなく職場全般に言えることですね。

 もちろん業務命令自体は従うべきですし、会社のものを盗むとかバックレるというのはアウトですが、例えば

・「“上司”はあくまで仕事上の役割で、本来はどっちが上とかではない」と割り切る

・付き合いの飲み会が嫌なら、無理せず潔く断る

・仕事もテストでいう70点を目指し、「とりあえずチェックしてもらって、そこから完成度を上げよう」「仮にミスしても会社が責任を取ってくれる」「それよりスピードを重視しよう」と考える

がそうですね。

 私もこれを実践してから、肩の荷物がなくなったかのように精神的に一気に楽になりました。

 仮に仕事でミスしても(わざと損害を与えたとかでなければ)正社員ならクビにならないですし、上司に媚びへつらわなかったからといって来月の生活費がなくなるわけではないですよね?

 ちなみに有料記事になってしまいますが、「モンスター社員の教科書」(ひつじ先輩 著)を読んでみるともっと詳しく学ぶことができます。

 料金は3,000円ですが、タバコを6箱我慢するだけで、毎日気楽に仕事をする方法を知ることができます。

もっというと、体育会系の職場自体から離れるべき

体育会系が時代遅れで嫌いな人へ:IT・WEB業界が一番

 ということで以上、体育会系が嫌になりがちな理由について解説しましたが、もっと言うとそもそも環境自体を変えた方が良いです。

 今回のように職場が体育会系だった場合の対処法も解説しましたが、そもそも体育会系が苦手な人でも大丈夫な環境に行ってしまった方がさらに楽だからですね。

 では体育会系でない会社を探すにはどうすればいいかですが、私としてはITやWEBのようなデジタル業界一択だと思います

 デジタル業界というと、大手だとサイボウズやFacebook等がありますが、要はいわゆるIT企業あるいはインターネット広告業界ですね。

 そしてデジタル業界だと、社員の平均年齢も会社自体も若いことが多いので、(例外はありますが)ゴリゴリの縦社会ではなくフラットな環境になりやすいです。

 少なくとも私自身がそうでして、WEBサービスを展開しているベンチャー企業にいたことがありますが、「友達」とまでは言いませんが上司≒部下みたいな雰囲気でした。

 それどころか、上司が部下に敬語を使ってくれることも良くありましたし、何だか全然違う世界に行ったような感じでしたね。

 一方老舗企業古い業界(建設、メーカー等)だと企業体質が古くなりやすく、それこそ体育会系になったりします。

 私自身も今回のように体育会系の会社を転々としてきましたが、もちろん全て老舗企業でしたし建設系など全て共通して古い業界に属していましたからね。

 「体育会系=ブラック」と思いがちですが、(もちろんブラックではないことが大前提ですが)私からすれば企業体質を重視した方が良いです。

 ですから体育会系な環境だけは嫌なのであれば、他でもなくITやWEB業界を狙った方が良いです。

 この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。

 ということで、今回は以上です。

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