会社を辞めて良かったこと、2年未満で辞めた人が解説

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 会社を辞める、転職するとなると、

・「どんな感じなの??」

・「はたまた収入がなくなって精神的に病んでしまうの??」

といった疑問をお持ちになるかもしれません。

 ところが、私も2年未満で前の会社を辞めたことがありますが、むしろ“別世界に飛び込むかのようにワクワク”したような感じでした。

 ただし、リスクのコントロールが必要な行為であり、決して勢いのみで退職したわけではありません

 今回は、転職しようか検討している方向けに、

・会社を辞めた時の感想(メリット)

・注意すべき点

について解説していきます。

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会社を辞めたらこうなった!気分的なメリット

苦手な人とおさらばできた

 何より、苦手な人との人間関係の悩みがなくなったことですね。

 会社で仕事をする以上つきものですが、会社勤めの頃は、お局様といい説教おじさんといい、もう本当に色々な人間と強制的に交流させられましたから。

 あとは、現場の仕事の昼食コンビニとか高くて料理がまずそうな店に強制的に連れていかれるのも、飲み会で「車を持て」などとプライベートに文句をつけられるのも、精神的に苦労しました。

 こういう人間関係も全てリセットされました。

 もちろん、転職先でも合わない人もいるかもしれませんが、それでも業界レベルであれば社風や文化については入社前でも予測できると思いますので、後述のようにより行きたい世界に飛び込む機会が生まれるという意味でも、会社を辞めた時のメリットだと感じました。

会社を辞めたらこうなった!実務上のメリット

違う世界に踏み込める

 次は実務上のメリットですが、未知・違う世界に踏み込めるようになりました。

 冒頭でもお伝えした通り、収入がなくなる怖さもありましたが、理論上は違う業界にも行けるので、むしろワクワク感の方が上回っていました

 当時は、せっかくなら前の会社の経験が活かせる業界だけでなく、

・成果に応じて評価される歩合制の業界(タクシー業界等)

・もっと新しい社風の業界(IT業界等)

といった分野にも行きたかったので、そういう会社も探していました。

 もうウハウハでして

・「今の会社と違う業界に行ったらどうなるだろうな?」

・「もし歩合制だったら、上手くいったら金持ちになるかも・・・?」

という気持ちでいっぱいでしたね。

 結局、将来性や能力の発揮を考慮した結果、前の会社と似たような業界に決めましたが、それでも私にとって会社を辞めるというのは、人生終わりというよりは人生を“作り変える”ためのイベントでした。

その業界の実態がより理解できた

 もう一つの実務上のメリットですが、今までいた業界の実態の理解がより深まりました

 複数回同じ業界に就職する、あるいは違う業界にも転職してみると、その分だけ多角的に理解しやすくなります。

 下記記事でも書いていますが、例えば私は、建設コンサル業界を2社勤めて感じたことですが、もう本当に昭和体質でしたね。

 特に目立ったのが、

・アナログ大好き(紙・ハンコ文化等)

・しきたり(飲み会でのグラスの注ぎ方等)

・長時間労働の強要

でして、仕事をしに来ているのに学校に通っているような感じでした。

関連記事:【就活】建設コンサルタントはこんな業界(体験談)

 あと同じ建設コンサルでも、仕事面が会社ごとに違っていました。

 というと当たり前な感じがしますが、頭での理解ではなくて実際に働いてみるとまた違う理解になります。

 例えば、前の建設コンサル会社は、どちらかというと内勤(デスクワーク)がメインでしたし、扱う仕事も絞られていまして、上下水道やプラント施設の設計が大半でした。

 一方、今の建設コンサル会社は現場仕事がそこそこ多く、設計だけではなく測量や観測所の点検もかなりやらされました。もちろん、体力仕事ですし夏だと汗だくになります・・・

 補足ですが、転職するまでは、建設コンサルは設計ばかりで内勤がほとんどかなぁと思ってきましたが、今の会社はもはや“点検会社”のような感じで予想外な思いをしましたので、仕事探しの際は業界だけでなくてその会社の事業内容もキッチリ把握しなければならないと感じました。

辞めるときの注意点

計画的に辞めること

 辞める時の注意点ですが、まずは計画的に退職・転職することです。

 ただ感情任せに辞めてしまうと、前の会社からの収入がなくなるのでもし面接で落ちる状態が続いた場合

・どこ行っても面接で祈られる(不合格になる)

→ブラック企業でもいいから入社したい

→何とか入社するも、もともと嫌いな会社

→結局また辞めてしまう

という恐れがあります。

 私も転職活動で面接に落ちまくってきましたが、もうマジでブラック企業だろうと内定が目的になっていたことも一時的にありますね。

 年間休日が100日下回っていようと、その会社の面接まで受けた事もあります。

 ただ、今回の場合は前の会社からの収入がある状態で転職活動したため、そこまで精神状態も不安定ではありませんでしたが、もし会社を辞めてから仕事を探していたらどうなっていたことでしょうか。

 ですから退職前に内定先を決めるなど、計画的に会社を辞めるには、できるかぎり収入があるうちに仕事を探していただきたいです。

内定が出ても勢いで入社しないこと

 もう一つ気を付けていただきたいのは、内定を勢いで承諾しないことですね。

 せっかく入社しても、またすぐに会社を辞めてしまえば意味がありません

 というのも、今の転職先で感じている不満が、

・至近距離でダンプカーが頻繁に行き来していて、騒音+振動がひどい

・休みの日が年間120日以下+土曜出勤あり

ですが、これは面接や入社前でも分かる不満にもかかわらず選んでしまった私の責任です。

 しかも入社前当時は、上記の不満は気になるが内定辞退するほどではなそうだと油断していましたが、やはり入社してみると無視どころではありません

関連記事:仕事選びに失敗しないために、働き方も遠慮せず重視すべき理由

     【転職・就活】年間休日120日未満は少なすぎ・・・1日でも下回るとこうなる

 ですから、入社前で少しでも怪しいポイントがあれば、別の会社も受けていただきたいですが、そのためには、前と被りますが収入がある状態で内定先を決めることです。

最後に

 色々お話ししてきましたが、何よりも「今の世界から別の世界に飛び込めるようになる」のが私にとって良かったことですね

 例えば、もし歩合制の業界に行ったら、成果に見合った給料が得られるしその分だけストレスがなくなるだろうな、なんて考えたりしていました。

 ただ、感情任せに辞めるのはくれぐれも避けたいと感じていまして、入社してもすぐ辞めるリスクもそうですが、年齢だけが積み重なって入社すら困難になる恐れも、なくはありません。

 なお、退職しようと「検討している段階」の場合ですが、デメリットも把握しなければならないと思います。

 そもそも転職というのは、極端に言えば一生ニートになるリスクを負っており、いいところばかりに目を向けてしまうと、それこそ感情任せで会社を辞めるというのにつながるかもしれません。

 ネットでよく「退職して良かった、体調も良くなった」という意見もありますが、私としてはやはりリスクにも目を向けなければならないと感じています。

 それでは、今回は以上となります。

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