今はこんなご時世というのもありますが、最近になってから急にリモートワークが広がり始めていますね。
私自身も一時期リモートワークを経験したことがありますが、結論としては殆どメリットばかりであり、こんなに楽だとは思いませんでした。
デメリット的には強いて言うなら上司や同僚が近くに居ないのでコミュニケーションがややしづらいくらいですが、それを遥かに上回るメリットがありましたね。
もちろん一時期しか経験していませんが、テレワークを始めてから余計に外で仕事したくなくなりました。
しかしながら、テレワークを一度もやった事がなく、いまいちメリットを感じにくいこともあると思いますので、今回は私自身の実体験をもとに、メリットだと感じた点を紹介したいと思います。
そしてテレワークを獲得しやすくするにはIT・WEBのようないわゆるテック系の業界に入るのが一番ですので、この辺についても最後に解説したいと思います。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
【在宅勤務は羨ましい?】実際に感じたメリット4選
場所に拘束されない
個人的に一番大きかったことですが、場所が拘束されないことですね。
働く場所は一見どうでもよさそうですが想像以上に重要でして、例えば職場の周辺環境なんかがそうですね。
私自身は、出社していた時は周りの騒音が凄い場所で勤務していましたが、営業みたいに客先訪問メインならともかく、1日ずっと8時間そこに縛り付けられますから、拷問そのものでした。
あとは、場所が拘束されなければ住む場所もより多く選べるようになります。
出社の時だと、まず職場の近くに住もうとすると、家賃が高いか物件自体が少ない、ということが良くありますし、何より、嫌な居住環境だろうと妥協するしかなくなります。
私自身は、物件選びにはとにかく周りの音が静かなことを重視していますが、出社していた頃は、交通量が多い道の近くだろうと、その物件しか無ければそこに住むしかなくなります。
住む場所というのも一見どうでも良さそうですが、思っている以上に生活の質に関わりますからね。
そういう意味では、場所が拘束されないリモートワークは想像以上にメリットが大きいと感じています。
通勤による無駄がない
次ですが、通勤時間がない分、それによる無駄もなくなりますね。
リモートになってみて、同じ1日8時間労働なのに何だか時間の余裕があるなと思っていたのですが、これもやはり通勤がなくなった事が大きいです。
まず通勤時間自体が削減でき、朝の身支度もしなくて良くなりますから、わざわざ朝早く起きなくても良くなります。
会社に近い場所に住んだとしても大抵10分くらいかかるでしょうし、いちいち着替えたりすると、人にもよりますがそれだけで5分かかりますからね。
何より、渋滞に嵌るリスクがなくなります。
私は過去に車通勤をしたことがありますが、他の車が本当にビクとも動かなくなることが良くあり、実際の通勤時間がマップで計算した所要時間の数倍くらいかかることが普通にありましたからね。
あとは、通勤による時間ロスが少なくなるので、その日に多く作業できるというのもメリットでした。
どういうことかですが、通勤するのに使っていた時間を本業に使うことができるので、例えばその日の仕事が終わらなかった時に、残業して片付けることにも使えます。
それは出社している時でも同じだろと思えますが、例えば同じ残業1時間でも、実際は家に帰る時間が加算されますし、前述のように場合によっては渋滞もありますので、実際は思っている以上に家に帰れる時間が遅くなりやすいです。
ということから、通勤や帰宅の必要がないテレワークは意外と時間が浮きましたね。
ランチの場所に縛られない
3つ目ですが、ランチの場所に縛られないことですね。
出社していた頃の昼食はレストランかそこら辺の店の弁当でしたが、一番嫌だったのは昼食が摂れる場所が限られることでした。
まず身体に悪いものだろうとそれを食べるしかなくなりますし、それだと私のように筋トレなどで食生活に気遣っている人にとっては尚更致命的です。
私の場合だと、職場の周りにファーストフード店かコンビニしかなかったこともありますし、これだと筋トレが上手くいかないどころか、健康被害まで時間の問題でした。
ところがリモートワークであれば、レストランや店だけでなく家で調理して食べるという選択肢もありますので、健康的なものを選ぶことができました。
あとは、これは人にもよりますが、人目を気にせず食べたい物を食べることもできますね。
私自身は趣味で筋トレをやっているのですが、リモートワークであれば、プロテインを飲んでいるところを職場の人に見られなくて済みました。
出社していた頃だと、プロテインなんて周りの人の目が気になりすぎて飲めずに我慢していたこともありますからね。
これ以外にも、レストランとかコンビニではなくスーパーで食材を買えば、調理する人件費みたいなのが上乗せされないので、お財布的にも助かったことがあります。
レストランやコンビニなんて行けば1食で平気で1000円近くしますし、私の場合だと食費だけで5万円近くかかったこともありますので、いかにスーパーで買う方が安いかを実感しました。
精神的にリラックスできる
最後ですが、精神的にリラックスできることですね。
これは最初で挙げた場所の拘束がないというメリットと並んで大きかったことですが、自宅という「プライベート空間」で仕事することになりますから、解放感が大きくなります。
本当に色々ありすぎて書ききれないのですが、特に目立ったことだと、まずは苦手な人がいないことですね。
オフィスにいた時は、直属上司でめちゃくちゃ長い時間説教してくる上司がいて、近くに居るだけで気分が悪くなったことがあるのですが、リモートになってから、同じその上司と仕事している状態なのに、全然気分が違いました。
やはり対面ではなくメール上でやり取りしていたおかげですし、そもそも物理的に長い時間の説教をしようがないですからね(笑)
あとは、他の社員による目がないですから、姿勢や服装等に気を遣わなくて済みます。
リモートだと、出社の時みたいにずっとガチガチの姿勢を保たなくて良いですし、会社の制服ではなく私服で働けますからね。
出社している時は、定時で帰ってる時でもなぜ全身が異様にくたびれてるの?と思っていましたが、やはりずっと同じ姿勢を維持しないといけなかったのが関係していたみたいです。
最後に:テレワークを勝ち取りたいならIT・WEB業界を!
ということで以上、私自身が体験したテレワークのメリットについて解説しました。
冒頭でも書きましたが、テレワークになるだけでこんなに楽になるとは思いませんでしたので、私としてはできるだけテレワークの会社に入るべきだと言えますね。
では、具体的にどうやってテレワークを勝ち取ればいいかですが、結論としてはいわゆる「老舗企業」や古い業界(建設、メーカー等)ではなく、ITやWEBなどのいわゆる「テック系」の会社が良いです。
何より企業文化が新しくなりやすいので、テレワークなど新しい働き方を取り入れる会社が集まりやすいです。
私も転職活動でIT・WEB業界の会社を色々見てきたのですが、逆にテレワークのない会社の方が見つけにくかったですね。
しかも、会社によっては常にリモートワークでオフィスが荷物を入れるための倉庫になっている会社もありました。
逆に、過去に老舗企業や古い業界で計3社働いたことがありますが、リモートワークの「リ」の字もないことも多かったですからね。
もちろんリモートワークが馴染まない仕事もありますが(現場作業、訪問営業等)、リモートでも問題なさそうな仕事なのになぜかやりたがらない会社が多い印象です。
私自身も過去に建設コンサルタントで働いていましたが、作業的にはPCで図面や成果品を作成するので、家でもできそうなのですが(というより、実際に一度リモートワークになったこともあります)、結局リモートにならなかったり、なったとしてもいつか元に戻す前提だったりしました。
ということでテレワークの会社に入りたいのであれば、デジタル業界(テック系の業界)一択だと言えます。
この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。
それでは、今回は以上です。