特に20代のときだと、「若いから」と仕事を押し付けられて精神的に消耗してきたと思います。
例えば私が遭ってきたものだと、
・始業前の掃除をさせようとしてくる
・上司へのお酌
・定時で帰ろうとすると「新人なんだから残業しろ」「会社にいるだけでもいいから残業しろ」
というのがありましたが、私以外でも上記のことをさせられた人も多いかと思います。
そして結論からですが、若いから云々で仕事を押し付けてくる会社は、実は理不尽な環境ですね。
私自身も合計3社に勤めてきましたが、「若いから~~」と言ってくる職場に限ってどこも上下関係が強くまるで運動部に近かったですからね。
じゃあ理不尽な環境から抜け出すにはどうすればいいかですが、私としてはIT・WEB業界(デジタル業界)のようにフラットな人間関係になりやすい環境をお勧めします。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
そこで今回は、これまで合計3社に転職してきた経験を基に、「若いから」という理由で仕事を押し付けてくる職場のどこが理不尽と言えるのかについて解説していきたいと思います。
仕事を若手に押し付ける職場のここが理不尽
実は上下関係が激しい
何より、実は上下関係が激しいと言えますね。
ここで言う「上下関係が激しい」ですが、相手が若いというだけで下に見る傾向があるわけです。
要するに、年功序列の考え方がまだ残っているので、勤続年数が長い方が偉いという風潮が残っているのですね。
そして、この手の職場だと大体は若手は奉仕すべきという考え方もありますから、それこそ「若いんだから~~」と仕事を押し付けてくるわけです。
例えば、私の場合だと冒頭のように
「新人だから残業しろ」
「朝早く来て掃除しろ(無給)」
と言われたこともありますね。
他にも仕事の押し付けだけでなくて別の面でも相手を下に見る場合が大半でして、例えば年下か部下に対して普通に「お前」と呼ぶこともありますし、場合によってはパワハラの恐れもありますから、上下関係が激しいのは別の意味でも怪しいですね。
逆にどうすれば上下関係の緩い環境に行くことができるかですが、私としてはITやWEBなどのデジタル業界をお勧めします。
私自身も、正確には過去にITサービスを始めようとしているベンチャー企業に在籍したことがありますが(入社ではなく研修段階)、友達とまでは行かないですが、上司と部下という概念がないくらい対等な感じでしたからね。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
昔の苦労を今の世代にも押し付ける
あと、昔やってきた苦労を今の世代に押し付けるという傾向もありますね。
昔だと、現代のようにメッセージシステムとかAIが無かったですから、必然的に手を動かさないといけなかったのですが、逆に言えば手を動かせば動かすほど(=「苦労」すればするほど)、仕事で成果を出せたり給料が増えたりしていたわけですね。
例えば営業にしろ、当然昔はメールやWEB会議どころかネットすらなかったわけですから、基本的には飛び込みかテレアポになるはずですが、逆に言えば訪問あるいは電話すればするほど、(もちろん他にも要因はありますが)数撃ちゃ当たる作戦でその商品を買ってくれる客先に出会いやすくなります。
しかしながら、この「手を動かせば動かすほど」という考え方が現代にまで引き継がれているために、結果的に今の世代に苦労を押し付けるという事態になってしまうわけです。
そうなると、ブラック労働を強いられる可能性もあります。
代表的なのだと残業強要でして、これがもし納期ギリギリでどうしてもというなら止むを得ませんが、問題なのは長時間労働が偉いという風潮に繋がってしまうことですね。
それこそ、「新人にとって定時で帰りにくい雰囲気」という話にも繋がりますし。
ここで、「じゃあ年を取ったら仕事が楽になるんじゃないの?」という話もありそうですが、追い打ちをかけるようですが、これも「楽になる」とは言っていないわけですね。
それこそ「管理職は激務」「管理職になりたくない」という話に繋がるわけでして、私がいた職場でも、とある40代の課長がいたのですが毎日のように夜9時まで残業していましたし、酷い場合だと夜勤に出たこともあります。
しかも、管理職で残業代が出なかったのですからもはや最悪です。
となると、年を取ったからといって楽になるとは限らないという意味でも、「若いから~~」と仕事を押し付けてくる職場は怪しいと言えますね。
苦労しない=サボりという風土
さらには、苦労しない=サボりという風土もありますね。
先ほどのように、この手の職場だと昔の「手を動かした分だけ仕事で成果も出て給料も上がる」という考え方を引き継いでいることが大半であるため、そのまま今の世代=「若手」に押し付けてしまっているわけですね。
こういうのが結果的に定時で帰りにくい雰囲気、あるいはリモートワーク=問答無用でサボりという雰囲気になることに繋がってしまいます。
となると、場合によっては「今は効率化したかもしれないけど、それでもやっぱり苦労した方がもっと評価に繋がるんじゃないの?」と思えるかもですが、結論的にはやっぱり違うかと思います。
というのも、そもそも目的が成果=会社として売り上げを上げることのはずなのに、「苦労」自体が評価基準になっている時点で、目的と手段とが逆転してしまっているわけですね。
これがまだ昔の時代であればともかく、今の時代の場合まず業務効率化をしようとしていないわけでもありますから会社の競争力的にも怪しいですし、何より仕事で成果を出すことによるインセンティブが働かないわけですから、いわゆる「働くのがバカバカしい」ということに繋がってしまいます。
最後に:理不尽でない会社を探すにはIT・WEB業界を
ということで、「若いから大丈夫」と仕事を押し付けてくる職場はどこが理不尽かについて解説しました。
ではどうすれば理不尽でない環境に移ることができるかですが、結論IT・WEBなどのデジタル業界をお勧めします。逆に、昔からある業界(建設、メーカー、金融等)は避けた方が良いですね。
私も今まで合計3社で働いたことがありますが、「若いから~~」と押し付けてきたり理不尽だったりした会社は、本当に皆共通して昔からある業界に属していましたからね。
それも私の経験上、個々の会社ではなく業界全体でそういう文化になりやすいです。
一方デジタル業界だと、(もちろん例外はありますが)昔からある業界とは真逆の文化になりやすいです。
私自身も、正確にはITサービスを展開しようとしているベンチャー企業にいたことがありますが(入社ではなく研修)、上記の企業文化とは本当に正反対でした。
「上司と年上は敬え」という雰囲気はなかったですし、まるで対等な接し方でしたから、理不尽な環境から抜け出すにはITやWEBのようなデジタル業界が個人的にはお勧めです。
この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。
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もちろんこの記事を書いている私自身が相談に乗りますし、個別でその人に合ったアドバイスが受けられますので、単にこの記事を読むよりもJTCで消耗しない人生に近づくでしょう。
それでは、今回は以上です。