WEB業界に入りたいがどんな勉強をした方が良いか迷っていることも多いのではないでしょうか。
ネット上だと「本を読めばいい」「資格を取った方がいい」など色々ありますが、私としてはブログ運営が一番低コストで手早いです。
正確にはブログを作るためのサーバー代とかドメイン代はかかりますが、それでも年間で数万円ですし、スポーツと同じで手を動かした方が効率が良いです。
何より、WEB業界に興味を持っているという「証拠」を作ることができます。
いくら口で「本やネットで勉強しています」「私はWEBが大好きです!」と言っても、何か裏付けがないと説得力がなくなりますからね。
一応、本やネットで勉強したり資格を取ったりするのは基礎知識を付けるには重要ですが、それでもどうしても一般論しか学べなくなりますし、何より眠くなりますよね(笑)
そこで今回は、WEBマーケティングの一番手早い勉強法はブログである理由を具体的に解説したいと思います。
一応、WEBマーケティングに限らずエンジニアとかWEBデザイナーなど他の仕事を探している場合でも似たような方法が使えまして、エンジニアを目指すなら副業でのプログラミング、WEBデザイナーなら同じく副業でのホームページ作成といった感じになります。
WEBマーケティングの一番コスパの良い独学はブログである理由
WEBマーケティングに興味を持っている証拠ができる
一番の理由ですが、ブログというポートフォリオを作ることで、WEBマーケティングに興味を持っているという証拠を作ることができるわけですね。
ちなみにポートフォリオとは、WEBマーケティングだと上記の「ブログ」、デザイナーでいう自分で作ったホームページ等がそうでして、面接などで自分の実績や能力をアピールするための作品です。
勉強とは直接は関係なさそうですが特に面接や書類選考で重要でして、実際にブログという“もの”ができるので、口で言うよりも説得力が増します。
「毎日本を読んでいます」なんて誰でも言うことができますが、実際にブログがあれば嘘の付きようがありませんからね。
あとは、志望動機等でもWEBマーケティングに興味を持った理由を話すこともできます。
これも上記と同じでして、ただ「WEBマーケティングが好きです」と言うだけだと説得力がありませんが、これもブログ等があれば理由として裏付けられます。
ここで、面接で「うちに入社するんじゃなくて、そのブログで生計を立てれば?」という反論もありそうですし実際に私自身もありました。
そこで、「仰るようにブログで生計を立てる手もあるが、一人でやるよりもみんなと助け合いたいから会社で仕事がしたい」というように、一歩引きつつそれでも会社で働きたい理由を話すと良いです。
何より、個人と違って会社はチームで働くところですので、あくまで他の人と連携して働きたいというような内容の回答をすると良いです。
実際に動かしながら学べる
あとは、実際に手を動かしながら学ぶことも出来ます。スポーツと同じで、実践する方が身に付きやすいわけですね。
例えばサッカーをするときでも、物理学の本を読んでどうやったらボールが狙った方向に飛ぶかを学ぶより、実際にボールを蹴ってみた方が分かりやすいと思います。
ブログについてもそれと同じで、実際に運営してみることで「収益が全然出ないな」「この記事のアクセスが少ないな」→「ここを直した方が良いかも」といった感じで分かってくるわけです。
もちろん本や資格取得でも、基礎知識を学ぶ意味では重要ですが、それだけだとどうしても一般論しか学べないです。
どちらかというと本などは、WEBが本当に初めてで用語すら知らないあるいは実際にメディアを運営してみて分からない事があったら見返す、という使い方の方が良いです。
何より、本や資格取得ばかりやっても眠くなりますよね?
学校の時のテスト勉強と同じで、無理やり暗記してもすぐ忘れると思いますし、修行ではないですから無駄に精神をすり減らすだけかと思います。
逆に言えば、実際にSNSをやったことがあるなら分かるかもしれませんが、始めは苦労してもアクセスが集まるようになるとまず楽しいですし、どうやったらもっと伸ばせるかを考えてさらに続けられるようになると思います。
ですから、メインはあくまでメディア運営で、本などは暗記ではなく基礎知識の習得及び分からないところの見返しに使うことをお勧めします。
ついでに収入も貰えることも
ブログなどのメディアは、低コストで運営できるどころか逆に収入までもらえることがあります。
もちろん収入になるまでには結構時間がかかりますが、そもそも目的はWEBマーケティングの勉強とそれをアピールするための証拠作りですから、収入はあくまでおまけです。
しかしながら仮に収入まで発生させることができれば、ブログで必要なサーバー代とドメイン代すらペイできる上、副収入にもなるので二重でお得です。
仮に収入にならなかったとしても、せいぜいサーバー代とドメイン代合わせて年間数万円で済みますし、TwitterやYouTubeなどのコンテンツ投稿サービスを使えば維持費は基本ゼロです。
ですから、下手にスクール等を使うよりも低コストです。何しろ、(スクールにもよりますが)1回で50万円とかしますし、気持ち的に払いにくいですよね?
上の見出しの話と関係しますが、本とかで無理やり中身を暗記するよりも、実際に稼ぎながら勉強することができますので、その意味でもブログ運営はやるべきです。
最後に
ということで、WEBマーケティングの一番の独学法は自分でブログをやってみることだと言えます。
一応補足ですが、この独学法のデメリットはある程度記事(コンテンツ)を入れるのに時間がかかる事、あとはアクセスが集まるまでにある程度の時間がかかることです。
しかし、目的はWEBマーケティングに興味を持っていることのアピールなので、ある程度まででも進めれば良いです。
本当に場合によりますが、例えば50記事は投稿し、PV(ブログの記事が見られた回数)もブログ全体で月間5,000pv程度あれば十分でしょう。
私の場合も、月間3,000pvを超えただけでも書類選考に通ったこともあります。
もっと言うと、記事数やPVを増やすより収益まで発生していた方がなお望ましいです。
もちろん記事数やPVもある程度は必要ですが、WEBマーケティングの会社はあくまで売上を上げるのが目的なので、ブログでアクセスを増やしたかよりどれだけ売り上げたかをアピールした方がより重要だからです。
ちなみに冒頭でも書きましたが、WEBマーケティングに限らずITエンジニアやWEBデザイナーなど、別の仕事でも似たような感じで対策できます。
ITエンジニアであれば副業でのプログラミング、WEBデザイナーであればホームページ作成といった感じですね。
要は、WEBマーケティング以外の仕事を選ぶときでも、副業などで個人で手を動かしているのがポイントです。
ですから、WEBマーケティング以外の仕事を狙っている場合でも試してみてはと思います。
ということで、今回は以上です。