今の会社が体育会系だったり意味不明なしきたりがあったりして、転職を考えているかと思います。
私自身も今まで計5社ほど転職してきており、建設コンサルタント2社→専門商社→ベンチャー企業→大企業(レンタル業)と渡ってきましたが、ベンチャー企業を除いて全て体育会系に近かったですね。
そしてそれらの職場の共通点を考えてみたのですが、全て昔からある業界(建設、商社等)だったり老舗企業だったりしました。
本当に個々の会社がどうとか関係なく、全て共通して企業文化が似ていましたからね。
要は、理不尽かどうかなど会社の文化を重視して転職するには、個々の会社ごとではなく業界単位で仕事を選ばないといけないわけですね、
じゃあどんな業界に転職すべきかですが、私としてはIT・WEBのようなデジタル業界に転職した方が良いです。
というのも先ほどの昔からある業界とか老舗企業とは逆で、企業体質が新しくなりやすいので、例えば「理不尽」「昭和体質」というのもなくなりやすいからです。
ですから今回は、なぜIT・WEBのようなデジタル業界に身を置くべきかについて解説したいと思います。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
IT等の業界に特化しているので、ITやWEBの求人だけ多く見られると思いますし、何より未経験者向けなので、「デジタル業界なんて初めてだ」という方こそお勧めですね。
仕事が理不尽すぎて辞めたいならIT・WEB業界に身を置くべき理由
古い業界だといわゆる「昭和体質」になりやすい
例えば建設やメーカー、金融など、昔から存在する業界に属している限り、理不尽な体質の会社からは逃れられないです。
昔から存在する業界だと、企業体質が古い会社が集まりやすくなるので、結果的に「理不尽な職場」ばかりになりやすいです。
要は、業界単位でそうなっているわけです。
もちろん個々の会社ごとに違いはありますが、それでも基本的なところが似てきてしまいます。
例えば、過去に土木建設業界で上下水道の敷設に関わっていましたが(正確には建設コンサルタント)、上下水道なんて最低でも江戸時代から続いていますよね。
あとは専門商社にもいたことがありますが、モノの流通なんてやはり世界史で扱うくらい昔から存在していますよね。
それから昔からあるということは、考え方とかルールが出来上がってしまっていて、変化も少なくなっているので「古い体質」になりやすいです。
というか私の経験上そもそもいわゆる老舗企業が多くなりやすいので、尚更会社の体質が古くなりやすいです。
体質が古くなると、「時代遅れな変なしきたり」「理不尽」というのもそのまま引き継がれてしまいます。
いろいろ書きましたが、要はそもそも業界自体の問題になってしまうわけです。
近年生まれたばかり且つ変化が激しい業界に行くべき
となると逆に言えば、ITやWEBなど新しくて変化の激しい業界に身を置いた方が良いですね。
変化が激しいというと嫌な感じがしますが、そもそも出来上がっていない業界ですし、変化が激しいということは企業体質も含めてどんどん最新の状態にアップデートされるという事でもあります。
要は、特に今の若者の価値観に合った会社になりやすくなるという事ですね。
例えば上下関係がなくてフラットといったものがあります。
過去に私も、マッチングサービスを始め出したベンチャー企業にいたことがありますが、上司と部下との壁のようなものが無かったですね。
「友達」とまでは行かないですが、まるで対等みたいな感じでしたし上の見出しの古い業界だとそんなシーンなんて見たことがなかったですからね。
あとはボトムアップにも近くて、上から部下を押さえつけるというより、部下の意見をどんどん聞く(というより意見が推奨されている)状態でしたので、その意味でも上下関係のようなものが緩かったです。
ただ逆に言うと、IT・WEBなどの業界は主体性が求められるので、ただ言われた事だけやりたいという人だと厳しいです。
しかしながらこの記事を読んでいる時点で、むしろ軍隊みたいに上から押さえつけられるのが嫌だから転職を考えていると思いますので、そういう方にとってはIT・WEB業界にはぜひ行くべきです。
ちなみに私が実際にWEB業界に行ってみて変化したことについて、下記の記事で紹介していますのでこちらも合わせてどうぞ。
ただし客先常駐(SES等)だけは行くな
ここで注意点がありますが、客先常駐だけは行かないで下さい。
先ほどのベンチャーも、入社してから携帯ショップへの客先常駐を任されると発覚したので辞めることにしました。(先ほどのマッチングサービスについてはまだ始めたばかりで、メインの事業がまだ客先常駐でした)
まず客先常駐は事実上派遣みたいなものです。一応ルール的には、指揮権は客先(現場)ではなく所属会社にある「ことになっている」のですが、所属会社が物理的に現場を把握しようがないのにどうやって指揮命令するの?という話ですよね。
もちろんスタッフと所属会社の上司との定期面談もあると思いますが、それでも限界があります。
そしてもう一つ致命的なデメリットがあるのですが、客先に常駐しようとするたびに面接(派遣でいう顔合わせ)があります。
ネット上で「客先常駐は派遣みたいなものだ!」という意見はあるものの、面接についてはあまり触れられていなかったので、注意喚起として挙げます。
何がマズいかですが、所属会社の面接と常駐先の面接とで二重で面接しないといけないことですね。
特にやっと就活が終わったかと思いきやまた就活しないといけない上、特に面接が大嫌いな人の場合、いつまでたっても仕事が開始できない状態が続きます。
しかも、客先常駐の契約といっても無期限ではなくて数か月とか長くて1年だったりしますし、そうなると契約期間が終わるたびにいちいち就活しないといけなくなるので非常に面倒くさいです。
ではどんな会社を選べばいいかですが、IT・WEB業界でもできるだけ事業会社(下請けではなくそこ自身が独自サービスを展開している)、あるいは最低でも元請けの会社を選んだ方が良いですね。
最後に
ということで、会社が理不尽すぎて転職したいのであれば、IT・WEBなどのデジタル業界をお勧めします。
そもそも「上下関係がきついのが当たり前」「理不尽なのが当たり前」というのも、根本的には企業体質が古いことが要因です。
そして、その企業体質が古くなりやすい会社が集まりやすいのが、建設やメーカーなどの昔からある業界です。
先ほどでも触れましたが、要は業界単位で会社を選んだ方が良いです。
一方デジタル業界であれば、まず最近生まれた業界ですし、どんどんアップデートしている業界ですから、上記のように考え方も昔のままになるといったことも少ないです。
ちなみに、「ウズカレIT」であればデジタル業界に特化していますので、実際に探すのであれば「ウズカレIT」から探してみるのをお勧めします。(後述)
この辺については詳しくは下記にて、私がWEB業界に行ってみた体験談について紹介していますので、こちらも合わせてどうぞ。
営業職から探してみましたが結構受かりやすかったですし、転職エージェントの担当者も、営業職から挑戦するのをお勧めしていましたので間違いないと思います。
ということで、今回は以上です。