雑用を押し付けられる仕事からは転職した方が良い理由3選

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理不尽から抜け出す方法(旧 脱古い体質キャリア論)
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 特に今新人や若手で、

・雑務を押し付けられる(電話番など)

・その他、細かい仕事を押し付けられる

ので悩んできたこともあると思います。

 私も、例えばゴミ当番とか出社・退勤するときの戸締り(時間外、無給)をやらされたことがあるのですが「はぁ?」と思いましたね。

 その他、今まで5社を経験してきて新人や部下に雑用を押し付けるシーンを多々見てきましたが、そういう職場に共通していたのは企業文化が古かったことですね。

 もちろん企業体質が古いからといって即座にブラックとは言えないですが、私が見てきた限りだと上司(先輩)=絶対という傾向があり、下の人間は雑用して気を利かせるべきという雰囲気でした。

 雑用そのものは嫌いではないですが(もちろん無給は論外)、この「下の人間は気を利かせないといけない」というのが想像以上に地獄で、常に他人の機嫌を伺わないといけません。

 ネットだと対処法みたいな話を見かけますが、私としては無理に合わせようとするよりも、そもそも転職して環境自体を変えてしまった方が良いですね。

 今回は、新人や若手に雑用ばかり押し付ける職場はどうして辞めた方が良いか、またそういう職場から転職するためのポイントについても解説したいと思います。

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雑務を押し付けられる仕事からは転職すべき理由3選

能力よりも「気を利かせられるか」どうかで評価

 まずは、能力云々よりも「気が利くかどうか」で判断されてしまうわけですね。

 というのも、この手の職場はそもそも上下関係が強く、年次か役職が上だと偉いという傾向があり、その一つとして目下は上の人の雑用をしないといけない、気を利かせないといけないという雰囲気があるからですね。

 これは私の実体験上でもそうでして、今まで複数にわたって上下関係のきつい職場で働いたことがあるのですが、どこも同じような雰囲気がありました。

 本当に色々ありましたので一部だけ紹介しますと、まずは電話応対でして、「新人だから」という理由で電話を取らされましたね。

 電話を取らないと、飲み会とか会議で「もっと沢山電話取れよ」と言われますし、逆に電話がかかってくるたびに電話を取ると、「いいぞその調子」「やるじゃないか」という感じで褒められます(笑)

 他にも飲み会での上司へのお酌もありまして、もちろん上司のグラスが空になると部下が注がないといけませんでした。

 あとは、支店長のグラスを注がないといなかったですし、鍋料理も新人や部下が具材を鍋に入れて、十分火が通ったら上司の皿に取り分けないといけなかったのですが、個人的に「お子ちゃまかよww」と思えましたね。

 その時の上司の主張が、

「部下は目上の人のお手伝いをしないといけない」

という話です。

 もちろん表向きは能力もないとダメという雰囲気ですし、実際に能力があった方が望ましいのですが、それよりも雑用を押し付ける職場というのは、私が経験する限りいかに「気を利かせることができるか」で判断されてしまうわけです。

無駄が多い職場である

 それからこれも私の経験上、雑用を押し付けられる職場は無駄も多いです。

 そもそも雑用というのはまず利益に直結する作業ではないですし、できればゼロにしたいものですが、そういう利益に直接つながらない作業をやらせるということは、それだけ無駄も多いということが言えますね。

 例えば電話応対が挙げられますが、本当は新人や部下ではなく本人が電話を取った方が早いはずです。

 先方から電話が来て

「○○株式会社です」

「はい、少々お待ちください」

という会話をして本人を見つけて電話があったことを知らせるだけで十何秒もロスしますからね。

 ちなみに、宛先の上司本人が居る時、こういう効率面を考えてわざと私ではなく本人に直接電話を取らせたのですが、案の定「新人だから取れよ」と怒られました(苦笑)

 そもそも、メールやチャットではなくて電話でやり取りしている時点で非効率ですがね。

 他にも掃除が挙げられまして、私の場合だと始業前に無給で掃除させられそうになったことがあるのですが、これも本当は清掃会社に依頼して会社自身は本業を頑張った方が全体的にプラスのはずなのに、なぜか社員に掃除をやらせてきたりします。

 こういう無駄な作業というのを「雑用」として新人とか部下にさせてくるわけです。

スキルが身に付かない

 これは今後の人生という意味で重要なポイントですが、仕事のスキルが身に付かなくなります

 まず雑用というのは誰でもできる仕事ですし、仮に雑用ばかりこなして会社内での評価が上がったとしても、その評価はあくまでその会社でしか役に立たないですよね。

 例えば他の会社に転職しようにも、面接で(というよりそれ以前に書類選考で)「私は朝早く出社して掃除することを心がけてきました」とアピールしたところで、その会社の選考が受かるのか?という話です。

 私の場合だと電話応対を押し付けられてきまして、電話応対であれば先ほどの朝早くの掃除に比べれば一見事務職への転職なら出来そうですし、実際に転職活動で事務系にも応募したことがあります。

 しかしながら、まず事務職というのは電話応対に限らず書類の整理など本当に幅広くやりますし、先ほどの電話応対と言っても、単に連絡の取次程度しかやっていませんでしたから、転職先へのアピール材料としても中途半端です。

 というような感じで、雑用ばかり押し付けられる職場というのは、今後のキャリアという意味でも怪しいと言えます。

 いつ今の職場が嫌になるか分かりませんし、いつでも抜け出せるような状態になりたいですから。

 特に、最近は転職が当たり前になりつつあると聞きますし、何より転職というのは嫌いな環境から抜け出すための手段にも関わらず、一生その嫌な環境から抜け出せないままというのは地獄です。

雑務を押し付けられる事で困っている人へ:IT・WEB業界がお勧め

 冒頭のように、ネット上では「上手く受け流す方法」とかそういう方法について書かれていますが、私としては無理に合わせるくらいならそもそも転職して環境自体を変えた方が良いですね。

 何より、その方が根本的にストレスをなくしやすいです。

 ですから最後に、転職して環境を変えるためのポイントについて解説していきたいと思います。

 結論からですが、昔からある業界(建設、金融、不動産等)は避けた方が良いですね。

 というのも、昔からある業界だと企業体質が古くなりやすいからでして、私自身も経験しているのですが、それこそ上下関係がきつくなりがちで、新人や部下に雑用を押し付けていました。

 ですから、ITやWEBなどの新進気鋭な業界に絞って仕事を探すのをお勧めします。

 私もWEBサービスを展開しているベンチャー企業を経験したのですが、上下関係とかもめちゃめちゃ緩くて、「新人は○○しろ」というのが無かったですね。

 正直、今までが上下関係が強すぎて(いい意味で)カルチャーショックで「こんな会社もあるの?」と思いました。

 もちろん強制とかではなく「一つの道」としてですが、私はIT・WEB業界がお勧めですね。

 下記記事でも、ITやWEBなどの新進気鋭の業界に特化した転職サービスを紹介していますので、あわせて覗いてみて下さい

 なお、ITやWEB系への転職ですが、未経験で入るのであればまずは営業職から探し、同時にポートフォリオ(自分の能力や実績を示すための制作物)を作るのをお勧めします。

 それから注意点ですが、IT・WEB業界だとSESが混じっていることも良くありますが、事実上派遣なので、SESだけは避けて欲しいです。

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 もちろんこの記事を書いている私自身が相談に乗りますし、個別でその人に合ったアドバイスが受けられますので、単にこの記事を読むよりもJTCで消耗しない人生に近づくでしょう。

 ということで、今回は以上です。

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